この先マンション価格は下落する?上昇する?

2020に始まった新型コロナは、 商業・経済さまざまな部分に大きな影響を与えてきました。不動産業界も例外ではありません。
緊急事態宣言により売主が物件の売却を控えるようになり、不動産売買件数が大きく落ち込みました。業績が悪化した事業者への対応に追われる金融機関では、緊急性の低い不動産投資ローンを積極的に扱えなくなるなどの影響も見られています。

2021年以降の価格予想

2020年4月の第一次緊急事態宣言発令の際には、一時的に中古マンションの販売価格が下落したものの、すぐに回復し以前の水準に戻っています。コロナ禍でも住宅需要は強く、マンション価格は新型コロナの負の影響をさほど受けていないといえるでしょう。

むしろコロナ禍で中古マンションの売却を控える売主が多く現れ、需要に対して供給量が抑えられたことから売り手市場になっている様子が見られます。このまま売り控えが続けば、マンション価格がさらに上がる可能性もあるでしょう。

何年か先、マンション価格下落の可能性も?

最新のマンション価格事情としては、新築、中古、地域、マンション種別を問わず、全体的にマンション価格は上昇しています。
しかし実は、数年後の予測としてマンション価格が下落する可能性があるのです。

マンション価格の上昇に対し、2021年の公示地価は全体的にマイナス傾向にあり、公示地価と新築マンション価格は原則連動します。なぜなら土地の仕入れ値が新築マンション価格の決定要因となるからです。
公示地価が下がり始めたということは、今後新築マンション価格の下落が見られるかもしれません。ただし、土地の仕入れから実際に新築マンションが販売されるまでには数年の時差があります。公示地価下落の影響が見られるとしても、数年後といえるでしょう。

この流れが起きれば、当然中古マンション価格にも影響があるかもしれません。先述のとおり、新築マンション価格が下落すれば、連動して中古マンション価格も下落するのが一般的だからです。

さらにいえば、現在起きている新築マンション価格の高騰を理由に、中古マンションに需要が流れることで、今後「新築より中古」という時代が来るかもしれません。今後、中古マンションと新築マンションの価格に何かしらの変動が見られる可能性もあるでしょう。

まとめ

実際今後の不動産価格の変動を確実に予想することは難しいです。ただし、新築マンション価格と中古マンション価格の連動や、公示地価と新築マンション価格の連動など、今後の予測に参考となる連動データは存在します。これらのデータをよく検証し、今後の不動産投資に生かしていきましょう。

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