株式会社青山地所

MOVING SEASON INDEX

引越しシーズン指数
何月に借りると安いのか

東京・神奈川で実際に決まった賃貸の成約データ 210万件以上(直近3年分)を、成約した月でまとめました(2026-10時点)

賃貸には季節があります。成約が最も多いのは2月(12か月平均を100として126)、 最も少ないのは9月(77)。決まるまでの日数も 3月の11日から5月の21日まで開きがあります。 そして募集開始時の賃料より下げて決まった割合は11月が24.3%と最も高く、 3月は18.1%。 募集中の賃料しか持たない相場情報では見えない「値下がりの起きやすさ」を、月別に出しました。

最も値下げが起きやすい月11月 賃料が下がって決まった割合 24.3%
最も値下げが起きにくい月3月 同 18.1%
成約が最も多い月2月 12か月平均を100として126
成約が最も少ない月9月 同 77

月別「賃料が下がって決まった割合」

15.915.920.120.124.324.31月: 20%1月202月: 18.3%2月18.33月: 18.1%3月18.14月: 19.4%4月19.45月: 20%5月206月: 21.1%6月21.17月: 21.1%7月21.18月: 21.2%8月21.29月: 21.6%9月21.610月: 19.2%10月19.211月: 24.3%11月24.312月: 21.6%12月21.6
月別 賃料が下がって決まった割合(%)

募集開始時の賃料より安く決まった成約の割合です。 この割合が高い月ほど、貸主が賃料を下げてでも決めようとしている=借りる側の交渉余地が大きいと読めます。 11月は24.3%、3月は18.1%で、 その差は6.2ポイントあります。

月別の成約の多さ(12か月平均=100)

59.959.992.992.91261261月: 1151月1152月: 1262月1263月: 1213月1214月: 944月945月: 955月956月: 976月977月: 1107月1108月: 808月809月: 779月7710月: 9210月9211月: 9211月9212月: 10012月100
月別の成約の多さ(12か月平均=100)

成約件数を12か月の平均で割った指数です。100より大きい月は動きが多く、小さい月は静かな時期です。 最も多い2月(126)と最も少ない9月(77)で 1.64倍の開きがあります。 動きが多い月は良い部屋が早く消える一方、競争相手も多く、賃料の交渉は通りにくくなります。

月別の一覧

月成約の多さ
(平均=100)
賃料が下がって
決まった割合
下がったときの
平均の下がり幅
募集から成約
までの日数
成約家賃
(中央値)
1月繁忙 115 20.0% 6.4% 17日 9.3万円
2月繁忙 126 18.3% 6.2% 12日 9.4万円
3月繁忙 121 18.1% 6.4% 11日 9.6万円
4月閑散 94 19.4% 6.4% 16日 10.0万円
5月閑散 95 20.0% 6.5% 21日 10.0万円
6月 97 21.1% 6.7% 17日 10.0万円
7月繁忙 110 21.1% 6.9% 19日 9.9万円
8月閑散 80 21.2% 6.5% 21日 10.7万円
9月閑散 77 21.6% 6.4% 19日 11.0万円
10月閑散 92 19.2% 6.0% 16日 9.5万円
11月閑散 92 24.3% 6.4% 16日 9.5万円
12月 100 21.6% 6.4% 16日 9.5万円

「下がったときの平均の下がり幅」は、実際に募集時より安く決まった成約だけを取り出した平均です。 どの月も6〜7%前後で、下がり幅そのものより「下がるかどうか」が月によって変わるのが特徴です。

いつ動くと得か

  • 賃料を抑えたいなら11月前後:賃料が下がって決まった割合が24.3%と最も高く、 募集が長引いた部屋の賃料見直しが起きやすい時期です。
  • 選択肢の多さを取るなら2月前後:成約が最も多く、市場に出てくる部屋の数も増えます。 ただし競争相手も多いため、条件交渉は通りにくくなります。
  • 決まるまでの日数:募集開始から成約までは中央値で11日(3月)〜21日(5月)。 日数が長い月は、貸主側が値下げを検討し始めるまでの時間も長くなります。
  • 今の部屋を貸している方へ:募集を出す時期を3月前後に寄せられれば、 賃料を下げずに決まる確率が上がります。空室が長引く月に募集を始めると、結果として賃料を下げることになりがちです。

この数字の注意点

・集計は成約した月(契約が決まった月)でまとめています。部屋探しを始める月ではありません。 実際に動くなら、決めたい月の1〜2か月前から探し始めることになります。
・月ごとに市場に出てくる部屋の広さ・グレードの構成が違うため、成約家賃の月差は「同じ部屋の値段の差」ではありません。 たとえば繁忙期は単身向けの小さな部屋が多く、閑散期はファミリー向けが相対的に増えます。 月をまたいで比べるときは、割合で見る「賃料が下がって決まった割合」のほうが素直に読めます。
・対象は東京・神奈川で実際に契約が決まった賃貸の成約データです。募集中の表示賃料は含みません。
・3年分をまとめているため、特定の年の事情(大きな供給の増減など)はならされています。

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