株式会社青山地所

MOVING SEASON INDEX

引越しシーズン指数
何月に借りると安いのか

東京・神奈川で実際に決まった賃貸の成約データ 1,781,759件(直近3年分)を、成約した月でまとめました(2026-08時点)

賃貸には季節があります。成約が最も多いのは2月(12か月平均を100として123)、 最も少ないのは8月(76)。決まるまでの日数も 2月の12日から8月の22日まで開きがあります。 そして募集開始時の賃料より下げて決まった割合は11月が25.1%と最も高く、 9月は18.8%。 募集中の賃料しか持たない相場情報では見えない「値下がりの起きやすさ」を、月別に出しました。

最も値下げが起きやすい月11 賃料が下がって決まった割合 25.1%
最も値下げが起きにくい月9 同 18.8%
成約が最も多い月2 12か月平均を100として123
成約が最も少ない月8 同 76

月別「賃料が下がって決まった割合」

16.616.620.820.825.125.11月: 20.8%1月20.82月: 18.9%2月18.93月: 18.9%3月18.94月: 20.1%4月20.15月: 20.5%5月20.56月: 21.7%6月21.77月: 22%7月228月: 21.2%8月21.29月: 18.8%9月18.810月: 19.4%10月19.411月: 25.1%11月25.112月: 22.3%12月22.3
月別 賃料が下がって決まった割合(%)

募集開始時の賃料より安く決まった成約の割合です。 この割合が高い月ほど、貸主が賃料を下げてでも決めようとしている=借りる側の交渉余地が大きいと読めます。 11月は25.1%、9月は18.8%で、 その差は6.3ポイントあります。

月別の成約の多さ(12か月平均=100)

59.559.591.391.31231231月: 1101月1102月: 1232月1233月: 1193月1194月: 934月935月: 995月996月: 1026月1027月: 1197月1198月: 768月769月: 829月8210月: 9210月9211月: 8811月8812月: 9712月97
月別の成約の多さ(12か月平均=100)

成約件数を12か月の平均で割った指数です。100より大きい月は動きが多く、小さい月は静かな時期です。 最も多い2月(123)と最も少ない8月(76)で 1.61倍の開きがあります。 動きが多い月は良い部屋が早く消える一方、競争相手も多く、賃料の交渉は通りにくくなります。

月別の一覧

成約の多さ
(平均=100)
賃料が下がって
決まった割合
下がったときの
平均の下がり幅
募集から成約
までの日数
成約家賃
(中央値)
1月繁忙 110 20.8% 6.5% 17日 9.2万円
2月繁忙 123 18.9% 6.3% 12日 9.3万円
3月繁忙 119 18.9% 6.5% 12日 9.5万円
4月閑散 93 20.1% 6.5% 16日 10.0万円
5月 99 20.5% 6.6% 21日 10.0万円
6月 102 21.7% 6.8% 17日 10.0万円
7月繁忙 119 22.0% 7.0% 20日 10.0万円
8月閑散 76 21.2% 6.4% 22日 10.6万円
9月閑散 82 18.8% 6.0% 15日 9.5万円
10月閑散 92 19.4% 6.1% 16日 9.5万円
11月閑散 88 25.1% 6.6% 15日 9.5万円
12月 97 22.3% 6.5% 16日 9.4万円

「下がったときの平均の下がり幅」は、実際に募集時より安く決まった成約だけを取り出した平均です。 どの月も6〜7%前後で、下がり幅そのものより「下がるかどうか」が月によって変わるのが特徴です。

いつ動くと得か

  • 賃料を抑えたいなら11月前後:賃料が下がって決まった割合が25.1%と最も高く、 募集が長引いた部屋の賃料見直しが起きやすい時期です。
  • 選択肢の多さを取るなら2月前後:成約が最も多く、市場に出てくる部屋の数も増えます。 ただし競争相手も多いため、条件交渉は通りにくくなります。
  • 決まるまでの日数:募集開始から成約までは中央値で12日(2月)〜22日(8月)。 日数が長い月は、貸主側が値下げを検討し始めるまでの時間も長くなります。
  • 今の部屋を貸している方へ:募集を出す時期を9月前後に寄せられれば、 賃料を下げずに決まる確率が上がります。空室が長引く月に募集を始めると、結果として賃料を下げることになりがちです。

この数字の注意点

・集計は成約した月(契約が決まった月)でまとめています。部屋探しを始める月ではありません。 実際に動くなら、決めたい月の1〜2か月前から探し始めることになります。
・月ごとに市場に出てくる部屋の広さ・グレードの構成が違うため、成約家賃の月差は「同じ部屋の値段の差」ではありません。 たとえば繁忙期は単身向けの小さな部屋が多く、閑散期はファミリー向けが相対的に増えます。 月をまたいで比べるときは、割合で見る「賃料が下がって決まった割合」のほうが素直に読めます。
・対象は東京・神奈川で実際に契約が決まった賃貸の成約データです。募集中の表示賃料は含みません。
・3年分をまとめているため、特定の年の事情(大きな供給の増減など)はならされています。

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