「イムズってもうなくなったの?跡地はどうなってるの?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。福岡・天神のランドマークとして長年親しまれてきたイムズが2021年に閉館してから、跡地の再開発プロジェクトが進んでいます。現在は「(仮称)天神1-7計画」として三菱地所が主導する大規模な複合ビル開発が進行中です。この記事では、竣工時期の変遷や現在の工事状況、どんな施設が入る予定なのかまで、最新情報をわかりやすくまとめています。「完成はいつ?」「開業はいつ頃になる?」という疑問をお持ちの方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
イムズ跡地の再開発「天神1-7計画」とは
まず押さえておきたいのは、イムズ跡地の再開発が単なる建て替えではなく、天神エリア全体の価値を高める大規模プロジェクトだという点です。開発を手がけるのは三菱地所株式会社で、計画の正式名称は「(仮称)天神1-7計画」となっています。
イムズは1989年に開業し、30年以上にわたって福岡市民や観光客に愛されてきた商業施設でした。しかし建物の老朽化や時代の変化に対応するため、2021年8月に惜しまれながら閉館。その後、跡地では解体工事が進められ、現在は新たなビルの建設が本格化しています。
三菱地所が公表した資料によると、この計画はオフィス・ホテル・商業の3つの用途を組み合わせた複合ビルの開発プロジェクトです(三菱地所株式会社 https://www.mec.co.jp/news/archives/mec220830_tenjinshido.pdf)。天神という福岡最大の繁華街の中心部に、多機能な都市型ビルを誕生させるという構想で、地域の活性化にも大きく貢献することが期待されています。
所在地は福岡市中央区天神1-326-1ほかで、福岡市の行政資料にも「事務所、ホテル等」の用途で掲載されています(福岡市 https://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/shinsa/life/kentikubutu-kankyouhairyo/2024.html)。旧イムズが立っていた場所に、まったく新しいランドマークが誕生しようとしているのです。
竣工予定はいつ?スケジュールの変遷を整理

気になる完成時期ですが、実はこれまでに複数回の見直しが行われています。最新の公式情報では、竣工予定は2027年5月とされています。
時系列で整理すると、まず2022年8月の計画始動時点では竣工予定を「2026年3月」と発表していました(三菱地所株式会社 https://www.mec.co.jp/news/archives/mec220830_tenjinshido.pdf)。その後、2024年5月の着工発表の段階では「2026年12月末」へと変更されました(福岡市 https://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/kaihatsu/shisei/documents/240515_tenjin1-7_release.pdf)。そして2025年12月の最新発表では、さらに「2027年5月」へと見直されています(三菱地所株式会社 https://www.mec.co.jp/news/detail/2025/12/23_mec251223_tenjin1-7)。
見直しの理由について、三菱地所は「緑化の充実等まちのバリューアップに寄与する施策の検討や地下工事の進捗に伴い、竣工時期を2027年5月へと見直しました」と説明しています(三菱地所株式会社 https://www.mec.co.jp/news/detail/2025/12/23_mec251223_tenjin1-7)。地下工事の状況や、より質の高いまちづくりを目指した取り組みが影響しているようです。大規模な都市開発では工期の見直しが珍しくないとはいえ、楽しみにしている方にとっては気になるところでしょう。
なお、竣工(建物の完成)と開業(施設の営業開始)は必ずしも同じ時期とは限りません。テナントの入居準備や内装工事などを経て、実際の開業はさらに数ヶ月後になる可能性もあります。開業日の正式な発表については、今後の三菱地所からのアナウンスを待つ必要があります。
どんなビルになる?規模と用途の詳細
実は、この計画の規模は天神エリアでも際立って大きなものになります。三菱地所オフィス情報ページによると、延床面積は約73,742㎡(三菱地所株式会社 https://office.mec.co.jp/search/detail/011792/)にのぼる大型ビルです。
建物の構成は地上21階・地下4階、高さ約91メートルと、天神の街並みの中でも存在感のあるスカイラインを形成することになります。用途別に見ると、地下2階から地上2階にかけては商業フロアが設けられる予定で、3階から15階はオフィスフロアとなる計画です。さらに上層階にはホテルが入る予定とされており、オフィスワーカーから観光客まで幅広い利用者を想定した複合施設となっています。
商業フロアについては、旧イムズのような個性的なテナントが集まるのか、あるいはまったく異なるコンセプトになるのか、現時点では詳細なテナント情報は公表されていません。ホテルについても、ブランドや開業時期の確定情報はまだ発表されていない状況です。今後の公式発表が待たれるところです。
また、この計画では環境性能にも力が入れられており、2025年12月にはグリーンボーナス認定とLEED GOLD予備認証を取得したことが発表されています(三菱地所株式会社 https://www.mec.co.jp/news/detail/2025/12/23_mec251223_tenjin1-7)。単に大きなビルを建てるだけでなく、環境に配慮したサステナブルな建物を目指している点も、この計画の特徴のひとつです。
現在の工事状況と天神エリアへの影響
2026年8月現在、(仮称)天神1-7計画の工事は着実に進んでいます。2024年5月に正式着工が発表されてから、地下工事を中心に建設が進められてきました。天神の中心部という立地上、工事期間中は周辺の交通や歩行者動線にも影響が出ており、地元の方や天神を訪れる人々にとっては気になる存在となっています。
天神エリアでは、この計画以外にも「天神ビッグバン」と呼ばれる福岡市の都市再開発プロジェクトが進行中で、複数のビルが建て替えや新築の段階にあります。(仮称)天神1-7計画はその中でも特に注目度の高いプロジェクトのひとつです。旧イムズが持っていた文化的・商業的な存在感を引き継ぎつつ、新しい時代のニーズに応える施設として期待が集まっています。
工事の具体的な進捗状況や現場の最新写真については、三菱地所の公式サイトや福岡市の行政情報ページで随時更新される情報を確認するのが確実です。開業に向けた詳細なスケジュールやテナント情報も、今後順次発表されていくと考えられます。
まとめ
イムズ跡地の再開発「(仮称)天神1-7計画」の竣工予定は、最新の公式情報によると2027年5月です。当初の2026年3月から複数回の見直しを経て現在のスケジュールに至っており、地下工事の進捗や緑化施策の充実が理由として挙げられています。完成後はオフィス・ホテル・商業が一体となった地上21階・地下4階の複合ビルとして生まれ変わる予定です。開業日やテナントの詳細については今後の発表を待つ必要がありますが、天神エリアの新たなランドマークとして大きな期待が寄せられています。最新情報は三菱地所の公式サイトや福岡市の行政情報ページでご確認ください。
参考文献・出典
- 三菱地所株式会社「(仮称)天神1-7計画」グリーンボーナス認定 & LEED GOLD予備認証取得(2025年12月23日) — https://www.mec.co.jp/news/detail/2025/12/23_mec251223_tenjin1-7
- 三菱地所株式会社 オフィス情報「(仮称)天神1-7計画」 — https://office.mec.co.jp/search/detail/011792/
- 福岡市「(仮称)天神1-7計画」新築着工プレスリリース(2024年5月15日) — https://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/kaihatsu/shisei/documents/240515_tenjin1-7_release.pdf
- 福岡市 建築物環境計画書の概要(令和6年度受付分) — https://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/shinsa/life/kentikubutu-kankyouhairyo/2024.html
- 三菱地所株式会社「(仮称)天神1-7計画」始動(2022年8月30日) — https://www.mec.co.jp/news/archives/mec220830_tenjinshido.pdf