お台場のシンボルとして長年親しまれてきたパレットタウンが、2022年8月31日に営業を終了してから数年が経ちました。「あの大観覧車の写真を見たい」「跡地は今どうなっているの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。この記事では、パレットタウンがどんな場所だったのかを写真的な視点で振り返りながら、閉館後の跡地の変化や、現在でも訪れる価値のある周辺スポットまで、わかりやすくご紹介します。懐かしさを感じたい方にも、これからお台場を訪れる方にも、きっと役立つ情報をお届けします。
パレットタウンとはどんな場所だったのか

まず押さえておきたいのは、パレットタウンがお台場・青海地区を代表する複合エンターテインメント施設だったという点です。ヴィーナスフォート、MEGA WEB、パレットタウン大観覧車、Zepp Tokyoといった個性豊かな施設が一か所に集まり、訪れる人を飽きさせない空間を作り上げていました。
なかでも写真映えスポットとして多くの人に愛されたのが、パレットタウン大観覧車です。直径約100メートルの巨大な観覧車はお台場のスカイラインを彩り、夜になるとカラフルなライトアップが湾岸の夜景に溶け込む美しさで、多くのカメラマンや観光客を引きつけました。昼間の青空をバックにした姿も、夜景と組み合わせたショットも、どちらも絵になる被写体として長年親しまれてきました。
ヴィーナスフォートは中世ヨーロッパの街並みを再現した内装が特徴的な商業施設で、天井に描かれた空のフレスコ画や石畳の通路は、国内にいながら海外旅行気分を味わえると人気を集めました。インスタグラムが普及した時代には、その独特の雰囲気を写真に収めようと多くの人が訪れ、「映えスポット」として広く知られるようになりました。こうした施設が集まるパレットタウンは、単なるショッピングモールを超えた、体験型の観光地として機能していたのです。
2022年8月31日の閉館と写真で残された記憶

パレットタウンは2022年8月31日をもって、すべての営業を終了しました。パレットタウン大観覧車も同日に運転を終えており、長年お台場の空に浮かんでいたあの丸いシルエットは、静かにその役目を終えることになりました。
閉館が発表されてから最終日にかけて、多くのファンや写真愛好家が「最後の姿を記録しよう」と足を運びました。SNS上には別れを惜しむ写真や動画が次々と投稿され、パレットタウンがいかに多くの人の思い出に刻まれていたかが伝わってきます。特に大観覧車の最終日の写真は、夕暮れや夜景とともに撮影されたものが多く、感傷的な雰囲気を帯びた作品が数多く残されています。
現在、パレットタウンの公式写真アーカイブや高解像度のギャラリーを一括で閲覧できる公式サービスは確認されていません。しかし、SNSや個人ブログには当時の写真が豊富に残されており、「パレットタウン 写真」「ヴィーナスフォート 内装」「パレットタウン大観覧車 夜景」といったキーワードで検索すると、往時の姿を伝える多くの画像に出会うことができます。閉館から時間が経った今でも、これらの写真は当時を知る人にとって大切な記録であり続けています。
跡地はどう変わった?現在の青海地区の姿
パレットタウンの閉館後、跡地がどのように活用されているかは多くの人が気にしているポイントです。東京都の公式資料(東京都港湾局)によると、青海S・Tの用途は「物販、飲食、遊戯、展示施設(暫定利用)」とされており、段階的な再開発が進んでいます。
跡地の一部では、イマーシブ・フォート東京とCITY CIRCUIT TOKYO BAYが暫定的に営業を開始しています(森ビル株式会社発表)。イマーシブ・フォート東京は没入型のエンターテインメント体験を提供するテーマパークで、新しい形の「体験型観光地」として注目を集めています。CITY CIRCUIT TOKYO BAYは国内最大級のEV(電気自動車)カートサーキットで、環境に配慮した次世代型のアクティビティとして話題になっています。パレットタウンとは異なる方向性ながら、青海地区は引き続き人々が集まるエリアとして機能しています。
さらに大きな変化として、TOYOTA ARENA TOKYOが2025年10月3日に青海地区で開業しました(トヨタ自動車株式会社発表)。収容客数は約10,000人を誇る多目的次世代アリーナで、スポーツイベントやコンサートなど大規模なエンターテインメントの拠点として期待されています。かつてパレットタウンが担っていた「お台場の顔」という役割を、新たな施設群が引き継ごうとしているのがよくわかります。
現在のお台場で写真を楽しめるスポット
パレットタウンはなくなりましたが、お台場・青海エリアには今でも写真を楽しめるスポットが数多く残っています。ゆりかもめの公式サイトでも案内されているように、シンボルプロムナード公園、デックス東京ビーチ、青海南ふ頭公園、テレコムセンター周辺などが、臨海副都心のビュースポットとして紹介されています。
シンボルプロムナード公園は、お台場エリアを東西に貫く緑豊かな遊歩道で、昼間は開放的な青空と緑のコントラストが美しく、夜は湾岸の夜景が広がる人気の撮影スポットです。レインボーブリッジや東京タワーを背景に収めることができ、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。特に夕暮れ時のゴールデンアワーには、空と海が橙色に染まる幻想的な光景を撮影できます。
青海南ふ頭公園は、海に面した開放的なロケーションが魅力で、対岸の東京の夜景を広角で収めるのに適したスポットです。また、テレコムセンター周辺は高層ビルと海の組み合わせが独特の都市景観を生み出しており、建築写真や夜景写真を好む方に特におすすめです。パレットタウンの大観覧車という「定番の被写体」は失われましたが、お台場エリアそのものの魅力は変わらず、新しい写真の楽しみ方を見つけることができます。
まとめ
パレットタウンは2022年8月31日に閉館し、大観覧車やヴィーナスフォートといった写真映えスポットは今はもう見ることができません。しかし、SNSや個人ブログには当時の写真が豊富に残されており、「パレットタウン 写真」で検索すれば往時の姿を振り返ることができます。跡地ではイマーシブ・フォート東京やTOYOTA ARENA TOKYOなど新たな施設が生まれ、青海地区は新しい顔へと変わりつつあります。懐かしい記憶を大切にしながら、現在のお台場の魅力も改めて発見してみてください。シンボルプロムナード公園や青海南ふ頭公園など、素晴らしい写真が撮れるスポットはまだまだたくさんあります。
参考文献・出典
- 森ビル株式会社 パレットタウン 各館閉館/事業終了について — https://www.mori.co.jp/press/release/post_603/
- 東京お台場.net パレットタウン大観覧車(2022年8月31日営業終了) — https://www.tokyo-odaiba.net/genre/%E3%83%91%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3%E5%A4%A7%E8%A6%B3%E8%A6%A7%E8%BB%8A/
- 森ビル株式会社 「イマーシブ・テーマパーク」と「EVカートサーキット施設」が開業 — https://www.mori.co.jp/press/release/ev/
- トヨタ自動車株式会社 お台場エリア「青海」に、多目的次世代アリーナ「TOYOTA ARENA TOKYO」竣工 — https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/43013547.html
- 東京都港湾局 既利用地の施設概要(令和4年1月現在) — https://www.kouwan.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/kouwan/39490_rinkaimachi2022_3
- ゆりかもめ 臨海副都心のビュースポット — https://www.yurikamome.co.jp/sightseeing/course/view-spot.html
- お台場オブジェ・モニュメントマップ 青海地区 — https://www.odaiba-objet.tokyo/aomi_area