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パレットタウンとは?2022年閉館までの歴史と跡地の今

「パレットタウンって、どんな場所だったんだろう?」「閉館したって聞いたけど、今はどうなっているの?」そんな疑問を持つ方は少なくないはずです。かつてお台場を代表するランドマークとして多くの人に親しまれたパレットタウンは、2022年にその歴史に幕を下ろしました。この記事では、パレットタウンがどのような施設だったのか、どんな施設が集まっていたのか、そして閉館後の跡地が今どうなっているのかまで、わかりやすく解説します。訪れた思い出がある方も、名前だけ聞いたことがある方も、ぜひ最後まで読んでみてください。

パレットタウンとはどんな施設だったのか

パレットタウンとはどんな施設だったのかのイメージ

パレットタウンは、東京都江東区青海1丁目に位置していた大規模な複合型エンターテインメント施設です。1999年3月に開業し、お台場・臨海副都心エリアの発展を象徴する存在として、長年にわたって多くの来場者を集めてきました。

その規模は非常に大きく、敷地面積は約73,000m²、延床面積は約125,000m²に及んでいました(森ビル株式会社発表資料より)。東京ドームのグラウンド面積と比較してもはるかに広大なこの敷地に、ショッピング・体験・エンターテインメントのさまざまな施設が集結していたのです。

開業当初から「遊ぶ・見る・買う・食べる」のすべてが一か所で楽しめる場所として設計されており、家族連れからカップル、自動車ファン、音楽ファンまで幅広い層に支持されていました。お台場という立地の特性もあり、観光客にとっても定番のスポットとして長く親しまれた施設です。

東京都の臨海副都心に関する資料(東京都港湾局)でも、青海地区の施設として物販・飲食・遊戯・展示施設の暫定利用地として記録されており、都市開発の観点からも重要な位置づけを持っていたことがわかります。

パレットタウンに集まっていた5つの施設

パレットタウンに集まっていた5つの施設のイメージ

パレットタウンの魅力は、個性豊かな複数の施設が一つの敷地に集まっていた点にあります。それぞれが独立した運営主体を持ちながら、全体として一つの大きなエンターテインメント空間を形成していました。

まず代表的な存在として挙げられるのが「VenusFort(ヴィーナスフォート)」です。ヨーロッパの街並みを模した内装が特徴的なショッピングモールで、天井に描かれた空のアートや石畳の通路が非日常的な雰囲気を演出し、特に女性客に人気を博しました。森ビル株式会社が運営していたこの施設は、アウトレットモールとしても知られていました。

次に「MEGA WEB(メガウェブ)」は、トヨタ自動車の体験型ショールームとして自動車ファンに愛された施設です。最新の車両展示だけでなく、実際に試乗できるコースも備えており、子どもから大人まで楽しめる自動車テーマパークとして機能していました。株式会社アムラックストヨタが運営を担っていました。

さらに「パレットタウン大観覧車」は、施設のシンボル的存在として空高くそびえ立ち、お台場の海と東京の夜景を一望できる人気スポットでした。「Zepp Tokyo(ゼップ東京)」は国内有数のライブホールとして、数多くのアーティストのコンサートが行われた音楽の聖地でもありました。そして「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless(チームラボボーダレス)」は、デジタルアートの没入体験ができる施設として、国内外から多くの来場者を集めました。

閉館への道のり:2021年から2022年にかけての終幕

長年にわたってお台場を盛り上げてきたパレットタウンですが、2021年7月に複合施設全体の営業終了が発表され、多くのファンに惜しまれながら閉館の時を迎えることになりました。

各施設の営業終了日はそれぞれ異なっており、段階的に閉館が進んでいきました。森ビル株式会社の発表資料によると、最初にMEGA WEBが2021年12月31日に営業を終了し、続いてZepp Tokyoが2022年1月1日に閉館しました。その後、VenusFortが2022年3月27日に営業を終え、最後にパレットタウン大観覧車とteamLab Borderlessが2022年8月31日をもって全施設の営業を終了しました。

約23年間にわたって多くの人々に愛されてきたパレットタウンが完全に幕を下ろしたのは、2022年8月31日のことです。閉館の理由として公式に詳細な説明はありませんでしたが、臨海副都心エリアの都市開発計画の進展が背景にあると広く伝えられています。閉館を惜しむ声はSNSを中心に多く広がり、最後の日には多くのファンが別れを告げるために訪れたと伝えられています。

閉館後の跡地は今どうなっているのか

パレットタウンが閉館した後、広大な跡地がどうなったのか気になる方も多いでしょう。実は、跡地の一部はすでに新たなエンターテインメント施設として生まれ変わっています。

森ビル株式会社の発表によると、2022年8月31日の営業終了後、パレットタウン跡地の一部が暫定的に賃貸され、2つの新しい施設が開業しました。一つは「IMMERSIVE FORT TOKYO(イマーシブ・フォート・トーキョー)」と呼ばれるイマーシブ・テーマパークで、もう一つは「CITY CIRCUIT TOKYO BAY(シティサーキット東京ベイ)」というEVカートサーキット施設です。どちらも最先端の都市型エンターテインメントとして注目を集めており、新しいお台場の顔として来場者を迎えています。

ただし、これらはあくまで「暫定利用」という位置づけです。東京都の臨海副都心開発の計画に基づき、将来的にはさらなる再開発が進む可能性があります。跡地全体の今後の活用については、東京都港湾局などの公式情報を随時確認することをおすすめします。かつてのパレットタウンの記憶を胸に、新しいお台場の変化を見守っていくのも一つの楽しみ方かもしれません。

アクセスと周辺エリアについて

パレットタウンが位置していた青海地区は、現在も交通の便がよいエリアです。最寄り駅はゆりかもめの「青海駅」で、駅から徒歩すぐの場所に施設がありました。また、りんかい線の「東京テレポート駅」からも徒歩圏内でアクセスできます。

周辺にはダイバーシティ東京プラザやアクアシティお台場、フジテレビ本社ビルなど、お台場を代表する施設が今も多数集まっています。パレットタウンは閉館しましたが、お台場エリア全体のにぎわいは引き続き続いており、観光スポットとしての魅力は健在です。新たに開業したイマーシブ・フォート・トーキョーやシティサーキット東京ベイを目的に訪れる方も増えており、エリア全体が新しい形で進化を続けています。

訪問を検討している方は、最新の施設情報や営業時間を各施設の公式サイトで事前に確認しておくと安心です。お台場エリアは再開発が進んでいるため、情報が変わることもあります。

まとめ

パレットタウンは1999年の開業から2022年の閉館まで、約23年間にわたってお台場を代表する複合型エンターテインメント施設として多くの人に愛されてきました。VenusFort、MEGA WEB、パレットタウン大観覧車、Zepp Tokyo、teamLab Borderlessという個性豊かな施設が集まり、ショッピングから音楽、デジタルアートまで幅広い体験を提供してきたのがその最大の魅力でした。閉館後の跡地にはイマーシブ・テーマパークやEVカートサーキットが暫定的に開業しており、お台場の新たな歴史が始まっています。思い出の場所を懐かしみながら、これからのお台場の変化にも注目してみてください。

参考文献・出典

  • 森ビル株式会社 — パレットタウン各館閉館/事業終了について — https://www.mori.co.jp/press/release/post_603/
  • 森ビル株式会社(PDF資料) — パレットタウン各館閉館/事業終了について — https://www.mori.co.jp/_mori_assets/files/assets/3f2dbd9a710d4daaaa8451a27e512959/89b6cf506fbf45359bf22b7669e28975/210721_2.pdf
  • 森ビル株式会社 — 「イマーシブ・テーマパーク」と「EVカートサーキット施設」が開業 — https://www.mori.co.jp/press/release/ev/
  • 東京都港湾局 — 既利用地の施設概要(令和4年1月現在) — https://www.kouwan.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/kouwan/39490_rinkaimachi2022_3
  • 東京お台場.net — パレットタウン施設案内 — https://www.tokyo-odaiba.net/genre/%E3%83%91%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%A6%E3%83%B3/

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