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としまえん跡地に2023年できた2つの施設と今後の整備計画

「としまえんがなくなった後、あの広大な土地はどうなったんだろう?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。2020年に閉園した人気遊園地の跡地は、現在まったく新しい顔へと生まれ変わりつつあります。この記事では、としまえん跡地に何ができたのか、そして今後どのような整備が進むのかを、公式情報をもとにわかりやすくお伝えします。都立公園とエンターテインメント施設という2つの大きな動きを中心に、跡地再開発の全体像を整理していきますので、ぜひ最後までお読みください。

としまえん跡地の再開発計画の全体像

としまえん跡地の再開発計画の全体像のイメージ

まず押さえておきたいのは、としまえん跡地の再開発が「公園」と「エンターテインメント施設」という2つの柱で構成されている点です。広大な敷地を単一の用途に使うのではなく、緑と文化・観光が共存する複合的なエリアとして生まれ変わることが計画されています。

練馬区の公式情報によると、としまえんの跡地は昭和32年の都市計画決定により、都市計画練馬城址公園の計画地として位置づけられていました。つまり、遊園地が閉園するずっと以前から、この土地は将来的に公園として整備されることが決まっていたのです。その後、東京都は令和3年4月に整備計画を策定し、本格的な整備へと動き出しました(練馬区公式ホームページ)。

東京都が描く練馬城址公園のコンセプトは、「緑と水」「広域防災拠点」「にぎわい」という3つの機能を兼ね備えた公園です(東京都)。単なる散歩コースではなく、大規模災害時には地域の防災拠点としても機能する、多目的な都市公園を目指しています。このような大きなビジョンのもとで、段階的な整備が着実に進んでいます。

一方、公園と並行して、世界的に有名なエンターテインメント施設の誘致も実現しました。跡地の一部には民間事業者による大型施設が建設され、公園エリアと隣接する形で新たな観光スポットが誕生しています。公共の緑地と民間の集客施設が組み合わさることで、練馬区全体の魅力向上につながる再開発として注目を集めています。

2023年に開業したワーナー ブラザース スタジオツアー東京

としまえん跡地の再開発で最も話題を集めたのが、2023年6月16日に開業したワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッターです(ワーナー ブラザース)。映画「ハリー・ポッター」シリーズや「ファンタスティック・ビースト」シリーズの世界観を体験できる、アジア初の施設として大きな注目を集めました。

この施設は屋内型のエンターテインメント施設であり、映画制作の舞台裏を体感できる体験型のツアー形式が特徴です。実際に映画撮影で使われたセットや衣装、小道具などが展示されており、ファンにとっては夢のような空間となっています。アジア初という希少性から、国内外の観光客が多数訪れる施設として、練馬区の新たなランドマークになっています。

施設の最新の営業時間や入場料金については、公式サイトで随時更新されているため、訪問前に必ずワーナー ブラザース スタジオツアー東京の公式ウェブサイトでご確認ください。また、2026年5月時点では期間限定の企画も実施されており、訪れるタイミングによって異なる体験ができるようです(ワーナー ブラザース スタジオツアー東京公式)。

都立練馬城址公園の整備状況と開園エリア

実は、としまえん跡地の大部分を占めるのは、東京都が整備を進める都立公園「練馬城址公園」です。東京都公園協会の公式情報によると、2023年5月にエントランス交流ゾーン、川辺の散策ゾーン、花のふれあいゾーンの3つのエリアが先行して開園しました(東京都公園協会)。

現在開園している面積は32,218.15㎡(令和6年4月1日現在)と公表されており、広大な敷地の整備が段階的に進んでいることがわかります(東京都公園協会)。すでに開園しているエリアでは、車いすでも通れる幅の広いスロープや、親子で向かい合って乗れるブランコなど、誰もが楽しめるユニバーサルデザインの遊具が設置されています。子どもから高齢者まで、幅広い世代が安心して利用できる公園づくりが意識されている点が印象的です。

さらに、防災機能の充実も練馬城址公園の大きな特徴のひとつです。大地震などの災害が発生した場合に備えて、シェルターになる四阿(あずまや)や、かまどとしても使えるベンチなど、さまざまな防災設備が整備されています(東京都公園協会)。都市部の公園でありながら、いざというときに地域住民の命を守る広域防災拠点としての役割も担っています。

公園の未開園エリアと今後の整備の見通し

重要なのは、練馬城址公園はまだ整備の途中であるという点です。2026年8月時点でも、石神井川より南側のエリアなど、未開園の区域が残っています。東京都は2026年8月に、この南側エリアの整備内容に関するオープンハウスを開催するなど、引き続き整備計画を市民に説明しながら進めています(東京都)。

未開園エリアの具体的な完成時期については、現時点で公式に確定した情報が公表されていないため、最新の状況は東京都建設局や練馬区の公式ウェブサイトでご確認いただくことをおすすめします。大規模な都市公園の整備は、設計・工事・環境への配慮など多くのプロセスを経るため、段階的に開園エリアが拡大していく形が一般的です。

一方で、すでに開園しているエリアだけでも十分に楽しめる空間が整っています。石神井川沿いの散策路や花のふれあいゾーンは、都市の中にいながら自然を感じられる貴重な場所として、地域住民に親しまれています。公園の整備が進むにつれて、さらに多様な楽しみ方ができるエリアが増えていくことが期待されます。

跡地全体が地域にもたらす変化

としまえん跡地の再開発は、練馬区という地域全体にとって大きな意味を持っています。遊園地という集客施設がなくなった後、跡地が公園と観光施設という新しい形で生まれ変わることで、地域の魅力が多角的に高まっています。

公園の整備によって、周辺住民の日常的な憩いの場が生まれるとともに、防災面での安心感も向上します。また、ワーナー ブラザース スタジオツアー東京という国際的な観光スポットの誕生により、これまで練馬区を訪れる機会が少なかった国内外の観光客が新たに流入するようになりました。このような変化は、周辺の商業施設や飲食店にとっても新たなビジネスチャンスをもたらしています。

不動産の観点から見ても、大規模な公園と人気観光施設が隣接するエリアは、住環境の向上につながる要素として注目されます。緑豊かな公園が近くにある住宅地は、一般的に生活の質が高いと評価される傾向があります。としまえん跡地の再開発が完成に近づくにつれて、周辺エリアの価値がどのように変化するかは、今後も注目していきたいポイントです。

まとめ

としまえん跡地には、都立の練馬城址公園とワーナー ブラザース スタジオツアー東京という2つの大きな施設が誕生しました。公園は2023年5月に一部が先行開園し、緑と防災機能を兼ね備えたエリアとして整備が続いています。スタジオツアー東京は2023年6月にアジア初の施設として開業し、国内外から多くの来場者を集めています。跡地の整備はまだ完了しておらず、今後も段階的に公園エリアが拡大していく予定です。最新の開園状況や施設情報は、東京都公園協会や各施設の公式サイトでご確認ください。かつての遊園地が新しい形で地域に根付いていく様子を、ぜひ実際に足を運んで体感してみてください。

参考文献・出典

  • 東京都公園協会「練馬城址公園」公式ページ — https://www.tokyo-park.or.jp/park/nerimajoshi/index.html
  • 練馬区公式ホームページ「都市計画練馬城址公園の整備」 — https://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/sougoukeikaku/kikakukakentoucyu/jyoushi/nerimajoshi.html
  • 東京都「練馬城址公園(石神井川より南側のエリア)の整備内容に関するオープンハウスを開催します」 — https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2026/08/2026082102
  • 東京都「東京都への意見・要望に対する回答(としまえん跡地に関する記述を含む)」 — https://www.spt.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/11/16/documents/01_01.pdf
  • ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 グランド・オープン日決定プレスリリース — https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000089380.html
  • ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 公式サイト — https://www.wbstudiotour.jp/

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