この記事の結論
- 全保連の継続(年間)保証委託料は、保証開始後1年を経過するごとに年1回請求されます。
- 支払い方法は口座振替・銀行振込(SMS案内)・コンビニ払込ハガキの3種類です。
- 保証契約自体の更新手続きは不要で、料金の支払いのみが必要です。
「全保連から突然引き落とし金額が増えていた」「ハガキが届いたけど何の請求なのか分からない」と戸惑った経験はありませんか。全保連は賃貸住宅の家賃保証を行う会社で、入居時に保証契約を結ぶと、その後も継続的に費用が発生する仕組みになっています。この記事では、全保連の「更新料」と呼ばれることが多い継続(年間)保証委託料について、いつ・どのように請求されるのかを分かりやすく解説します。支払い方法の種類や、通知が届かない場合の対処法まで順を追って説明しますので、ぜひ最後までお読みください。
全保連とは?保証契約の基本的な仕組み

全保連は、賃貸住宅に入居する際に必要となる家賃保証サービスを提供する会社です。入居者が家賃を滞納した場合に、全保連が代わりに家主へ家賃を立て替える仕組みになっており、近年では連帯保証人の代わりとして広く利用されています。
賃貸契約を結ぶ際、不動産会社から「保証会社への加入が必要です」と案内されることがあります。その保証会社として全保連が指定されている場合、入居者は全保連と別途「賃貸借保証契約」を締結することになります。この保証契約には初回の保証委託料と、その後に発生する継続(年間)保証委託料の2種類の費用が存在します。
重要なのは、全保連の保証契約自体に更新手続きは不要という点です。全保連の公式サイトによると、「賃貸借保証契約の保証期間は入居から退去明渡までの保証となっておりますので、更新手続きは必要ございません」と案内されています(全保連 https://www.zenhoren.jp/qa/contract.html)。つまり、賃貸借契約の更新のたびに保証契約を結び直す必要はなく、退去するまで自動的に保証が継続されます。
ただし、保証が継続される代わりに、毎年一定の費用が発生します。これが「継続(年間)保証委託料」であり、一般的に「更新料」と呼ばれているものの正式名称です。
継続(年間)保証委託料はいつ請求されるのか

請求のタイミングについて、まず押さえておきたいのは「賃貸借契約の更新日」ではなく「保証開始日から1年ごと」という点です。全保連の公式サイトでは、「保証開始後1年を経過する毎に、お支払いいただきます」と明記されています(全保連 https://www.zenhoren.jp/service/njanua.html)。
これは一見すると当たり前のように思えますが、実際には賃貸借契約の更新時期と保証の年間サイクルがずれているケースも少なくありません。たとえば、賃貸借契約の更新が2年ごとであっても、全保連への継続保証委託料は1年ごとに発生します。そのため、「賃貸契約の更新はまだ先なのに、なぜ全保連から請求が来るのか」と疑問に感じる方もいます。
また、口座振替で家賃を支払っている方は、継続(年間)保証委託料が家賃に加算されて引き落とされることがあります。全保連の公式サイトには「継続(年間)保証委託料をお支払いいただく時期が到来したため加算された可能性があります」と説明されており(全保連 https://www.zenhoren.jp/qa/contract.html)、引き落とし金額が増えていた場合はこれが原因である可能性が高いです。
具体的な請求日(何月何日)については、全保連の公開情報だけでは特定できません。契約書の内容や個別の契約条件によって異なりますので、詳細は契約書または全保連の公式サイト・お問い合わせ窓口でご確認ください。
支払い方法は3種類、通知の形も変わっている
継続(年間)保証委託料の支払い方法は、全保連から以下の3種類が案内されます(全保連 https://www.zenhoren.jp/qa/payment.html)。
まず1つ目は、家賃と合わせた口座振替です。家賃の支払いを全保連の口座振替に設定している方は、原則としてこの方法が適用されます。支払い時期が近づくと、SMSで事前に通知が届き、その後家賃に加算して引き落とされる流れになっています。
2つ目は、SMSによる銀行振込案内です。スマートフォンにショートメールが届き、振込先口座の情報が案内されます。指定の口座へ自分で振り込む方法で、口座振替以外の支払い方法を選んでいる方に案内されることがあります。
3つ目は、コンビニ払込ハガキです。全保連の公式サイトによると、「SMSが届かない場合や、受信ができないご契約者様には、コンビニエンスストアでご利用いただける払込用ハガキをお送りいたします」と案内されています(全保連 https://www.zenhoren.jp/qa/service.html)。ハガキには支払い期限が記載されており、期限内にコンビニで支払わないと滞納扱いになるリスクがあるため、届いたらすぐに確認することが大切です。
なお、以前はハガキによる通知が主流でしたが、口座振替契約者への通知はSMSに切り替わっています(全保連 https://www.zenhoren.jp/qa/payment.html)。連絡先の電話番号が変わった場合は、全保連への届け出を忘れずに行いましょう。
通知が届かない・引き落とし金額が増えた場合の対処法
「SMSが届いていない」「ハガキが来ない」という場合でも、支払い義務がなくなるわけではありません。まず確認すべきは、全保連に登録している電話番号や住所が最新のものかどうかです。引越しや機種変更などで連絡先が変わった場合、通知が届かないことがあります。
次に、口座振替を利用している方で引き落とし金額が増えていた場合は、継続(年間)保証委託料が加算されている可能性があります。通帳や明細を確認し、不明な点があれば全保連のお問い合わせ窓口に直接問い合わせるのが確実です。全保連の公式サイト(https://www.zenhoren.jp/)には問い合わせ先が掲載されていますので、契約番号を手元に用意した上で連絡してみてください。
また、「更新料」という言葉は、賃貸借契約の更新事務手数料を指す場合と、全保連への継続保証委託料を指す場合の2種類があります。どちらの「更新料」なのかは、請求元(不動産会社か全保連か)を確認することで判別できます。請求書や通知文書に記載されている会社名・差出人を必ず確認しましょう。
支払い金額や条件の詳細については、契約時に締結した保証委託契約書に記載されています。手元に書類がない場合は、全保連または契約した不動産会社に問い合わせることで確認できます。
まとめ
全保連の継続(年間)保証委託料は、保証開始後1年を経過するごとに年1回請求される費用です。賃貸借契約の更新とは別のサイクルで発生するため、「なぜ今?」と感じることもありますが、仕組みを理解しておけば慌てずに対応できます。支払い方法は口座振替・銀行振込・コンビニ払込の3種類があり、通知はSMSまたはハガキで届きます。通知が届かない場合や引き落とし金額に疑問がある場合は、まず全保連の公式サイトや問い合わせ窓口で確認することをおすすめします。契約書を手元に置いておくと、いざというときにスムーズに対応できますので、大切に保管しておきましょう。
参考文献・出典
- 全保連 継続(年間)保証委託料について — https://www.zenhoren.jp/service/njanua.html
- 全保連 よくある質問 お支払いについて — https://www.zenhoren.jp/qa/payment.html
- 全保連 よくある質問 契約について — https://www.zenhoren.jp/qa/contract.html
- 全保連 よくある質問 商品について — https://www.zenhoren.jp/qa/service.html
- 全保連 公式サイト トップページ — https://www.zenhoren.jp/