「スペースワールド跡地、今どうなってるの?」「開業はいつだったの?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。かつて北九州市を代表するテーマパークとして親しまれたスペースワールドが2017年末に閉園してから、跡地がどのように生まれ変わったのか、気になっている方も多いはずです。この記事では、跡地再開発の経緯から現在の状況まで、わかりやすく解説します。開業済みの施設の内容や、北九州市科学館のリニューアルについても詳しくお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。
スペースワールド跡地の再開発はどのように決まったのか

スペースワールド跡地の再開発を語るうえで、まず押さえておきたいのは開発事業者の選定プロセスです。跡地の土地を所有していた新日鐵住金株式会社および新日鐵興和不動産株式会社は、複数の候補の中からイオンモール株式会社を開発事業者として正式に決定しました(イオンモール株式会社 https://www.aeonmall.com/news/index/3500/)。この決定が、その後の大規模再開発の出発点となりました。
プロジェクトは当初「(仮称)八幡東田プロジェクト」と呼ばれ、単なる商業施設の建設にとどまらない、地域創生を目指した大規模な計画として進められました。北九州市の東田地区という立地を活かし、地域の活性化に貢献する施設づくりが目指されたのです。
イオンモールが手がけるこのプロジェクトは、物販だけでなく体験型のコンテンツも取り入れた「アウトレット」業態として構想されました。単に安く買い物ができる場所ではなく、家族連れや観光客が一日中楽しめる複合的な施設を目指した点が、この再開発の大きな特徴といえます。
跡地の完成・開業はいつ?2022年4月28日が答え

「スペースワールド跡地はいつ完成したのか」という疑問への答えは明確です。跡地再開発の中核となる商業施設「THE OUTLETS KITAKYUSHU(ジ アウトレット北九州)」は、2022年4月28日(木)に全館グランドオープンを迎えました(イオンモール株式会社 https://www.aeonmall.com/news/index/3988/)。閉園から約4年半という歳月を経て、跡地は新たな顔へと生まれ変わったのです。
ここで一点補足しておくと、「完成」という言葉の定義は人によって異なります。建物の竣工(工事の完了)を指す場合もあれば、施設が実際に営業を開始した時点を指す場合もあります。一般的に多くの方が知りたいのは「いつから行けるようになったのか」という点でしょう。その意味では、2022年4月28日のグランドオープンが「完成」の答えといえます。
北九州市も公式の市民向け広報誌「北九州市だより」の令和4年4月15日号において、「4月28日(木)、八幡東区東田地区のスペースワールド跡地に、大型商業施設『ジ アウトレット北九州』がオープンします」と案内していました(北九州市 https://www.city.kitakyushu.lg.jp/page/dayori/220415/pdf/files/220415_page01.pdf)。市を挙げて注目されたオープンだったことがわかります。
ジ アウトレット北九州とはどんな施設か
実際にどのような施設が誕生したのか、気になる方も多いでしょう。「THE OUTLETS KITAKYUSHU(ジ アウトレット北九州)」は、イオンモールが展開する「地域創生型商業施設」として位置づけられた「ジ アウトレット」業態の2号店です。広大な敷地に物販ショップが並ぶだけでなく、体験型のコンテンツも充実しており、ショッピングを楽しみながら一日過ごせる施設として設計されています。
施設の規模感については、参考情報として総敷地面積が約27万平方メートル、駐車場が約4,500台分という大規模なものとなっています。これだけの規模を持つ施設が北九州市の東田地区に誕生したことは、地域にとって大きなインパクトをもたらしました。周辺道路の整備や交通アクセスの改善も含め、エリア全体の活性化につながっています。
物販に加えて体験型のコンテンツを取り入れた点も、この施設の魅力のひとつです。アウトレットというと「ブランド品を安く買う場所」というイメージが強いかもしれませんが、ジ アウトレット北九州は家族連れや観光客が楽しめる多彩な体験を提供しています。かつてスペースワールドが果たしていた「北九州の集客スポット」としての役割を、新しい形で引き継いでいるといえるでしょう。
北九州市科学館「スペースLABO」も同時にオープン
商業施設だけでなく、公共施設の再生も跡地開発の重要な柱となりました。北九州市科学館「スペースLABO」が、THE OUTLETS KITAKYUSHU内において2022年4月28日にリニューアルオープンしたのです(北九州市 https://www.city.kitakyushu.lg.jp/contents/11901236.html)。もともと別の場所にあった児童文化科学館が2021年12月に閉館し、スペースワールド跡地の新施設内に生まれ変わった形です。
科学館が商業施設の中に入るという組み合わせは、一見珍しく感じるかもしれません。しかし、これは子どもたちが買い物のついでに科学の世界に触れられる環境を生み出し、教育と商業が共存する新しいスタイルの施設として注目を集めています。親がショッピングを楽しむ間に子どもが科学館で学ぶ、といった使い方もできるため、ファミリー層にとって非常に利便性の高い空間となっています。
北九州市は東田地区について「令和4年4月には、スペースワールド跡地に北九州市科学館(スペースLABO)や大型商業施設等がオープンしました」と公式にまとめています(北九州市 https://www.city.kitakyushu.lg.jp/yahatahigashi/file_0003.html)。行政と民間が連携した再開発の成果として、地域の誇りとなる施設が誕生したといえるでしょう。
跡地の現在の状況と今後について
2026年8月現在、スペースワールド跡地はジ アウトレット北九州とスペースLABOを中心とした複合エリアとして、多くの来場者を集めています。かつてのテーマパークの面影はなくなりましたが、新たな形で北九州市の東田地区を代表するスポットとして定着しています。
一方で、跡地全体の最終的な整備状況や、未整備区画の有無については、公式資料で詳細が明らかになっていない部分もあります。また、周辺エリアの追加開発や再整備の今後の予定についても、現時点では確認できる公式情報が限られています。最新の開発状況については、北九州市や事業者の公式サイトで随時確認されることをおすすめします。
東田地区はもともと製鉄所の跡地として再開発が進んできた歴史を持つエリアです。スペースワールドもその再開発の一環として誕生した施設でした。そして今、ジ アウトレット北九州とスペースLABOという新たな施設が加わることで、東田地区はさらに多様な魅力を持つエリアへと進化を続けています。
まとめ
スペースワールド跡地の「完成」にあたる出来事は、2022年4月28日のジ アウトレット北九州のグランドオープンです。イオンモールが開発事業者として手がけたこの施設は、物販と体験型コンテンツを組み合わせた地域創生型の商業施設として誕生しました。同日には北九州市科学館「スペースLABO」も施設内でリニューアルオープンし、商業と教育が共存する新しいスポットが生まれました。かつて多くの人に愛されたテーマパークの跡地が、新しい形で地域の活力を生み出し続けています。北九州を訪れる際には、ぜひ東田地区に足を運んでみてください。
参考文献・出典
- イオンモール株式会社(THE OUTLETS KITAKYUSHU グランドオープン告知) — https://www.aeonmall.com/news/index/3988/
- イオンモール株式会社(八幡東田プロジェクト 開発事業者決定リリース) — https://www.aeonmall.com/news/index/3500/
- 北九州市 スペースLABO(北九州市科学館)公式ページ — https://www.city.kitakyushu.lg.jp/contents/11901236.html
- 北九州市だより 令和4年4月15日号(PDF) — https://www.city.kitakyushu.lg.jp/page/dayori/220415/pdf/files/220415_page01.pdf
- 北九州市 東田地区の紹介 — https://www.city.kitakyushu.lg.jp/yahatahigashi/file_0003.html