再開発・街の話題

恵比寿ガーデンプレイス改装2022年の全貌と街の変化

この記事の結論

  • 恵比寿ガーデンプレイスは2022年にセンタープラザを中心とした大規模リニューアルを実施した。
  • センタープラザは地下2階から2階・約22,000㎡が刷新され、YEBISU GARDEN CINEMAも同日再オープンした。
  • ウェスティンホテル東京も2023年12月に全客室・ロビーを含む大規模リノベーションを完了している。

恵比寿ガーデンプレイスが大きく生まれ変わったことをご存じでしょうか。1994年の開業以来、東京・恵比寿を代表する複合施設として多くの人に親しまれてきたこの場所が、2022年から2023年にかけて大規模な改装を実施しました。「最近の恵比寿ガーデンプレイスはどう変わったの?」「改装後に何が新しくなったの?」と気になっている方も多いはずです。この記事では、センタープラザのリニューアルを中心に、ウェスティンホテル東京の改装やBLUE NOTE PLACEの開業まで、一連の変化をわかりやすく整理してお伝えします。

センタープラザ大規模リニューアルの背景と規模

リニューアルの規模と影響(図解)

まず押さえておきたいのは、今回の改装がどれほどの規模で行われたかという点です。恵比寿ガーデンプレイスは1994年の開業から2023年までの累計来街者数が3.66億人に達し、周辺人口も開業時と比べて約1.3倍に増加したとされています(恵比寿ガーデンプレイス公式発表 / prtimes.jp)。それだけ地域に根ざした施設だからこそ、時代の変化に合わせた大胆なリニューアルが求められていました。

今回の改装の中心となったのが「センタープラザ」です。地下2階から2階にわたる約22,000㎡(約6,600坪)という広大なエリアが刷新され、施設全体の顔として生まれ変わりました(恵比寿ガーデンプレイス公式発表 / prtimes.jp)。これは単なるテナントの入れ替えではなく、施設そのもののコンセプトを根本から見直す取り組みでした。

リニューアルのコンセプトとして掲げられたのが「ライフクリエイターズ・リビング」という言葉です。新たなメインターゲットを「ライフクリエイターズ」、すなわち日々を自分らしく楽しみながら恵比寿のまちに暮らす・働く・訪れる人と定義し、センタープラザを中心に新しい”すごしかた”を創造する場所へと変えることが目指されました。この方向性は、単なる商業施設から「生活の質を高める場所」へという、現代の消費者ニーズに応えるものといえます。

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センタープラザの開業スケジュールと各フロアの特徴

センタープラザの段階的開業(図解)

センタープラザのリニューアルは、段階的に進められました。まず地下2階の「フーディーズガーデン」が2022年4月15日に先行開業し、食にこだわるエリアとして先んじてオープンしました。その後、地下1階から2階が2022年11月8日にグランドオープンし、施設全体が新しい姿を見せることになりました(恵比寿ガーデンプレイス公式発表 / prtimes.jp)。

オフィスエリアにも大きな変化がありました。2022年の大規模リニューアルに伴い、地下1階のオフィスエリアは個性的な商業空間や文化施設とシームレスにつながるガラス張りのショールーミングオフィスへと生まれ変わりました。また2階は「PLUS DESIGN CROSS」として再編され、働く環境そのものをデザインする空間として機能しています(恵比寿ガーデンプレイス公式発表 / prtimes.jp)。商業・文化・オフィスが一体となった複合的な空間づくりが、今回のリニューアルの大きな特徴といえるでしょう。

さらに、2021年3月から休館していた「YEBISU GARDEN CINEMA」が、センタープラザのグランドオープンと同じ2022年11月8日に再オープンしたことも注目されました。映画館の復活は、文化的な発信地としての恵比寿ガーデンプレイスの役割を改めて示すものとなりました。

ウェスティンホテル東京の大規模リノベーション

ウェスティンホテルの改装フロー(図解)

恵比寿ガーデンプレイスの改装は、センタープラザだけにとどまりませんでした。施設内に位置するウェスティンホテル東京も、大規模なリノベーションを実施しています。2023年10月にはロビーラウンジ「ザ・ラウンジ」やインターナショナルレストラン「ザ・テラス」が先行オープンし、新しいホテルの顔として来場者を迎えました(恵比寿ガーデンプレイス公式情報 / gardenplace.jp)。

その後、フロント・全ゲストルーム・エグゼクティブラウンジ「ウェスティンクラブ」・ペストリーブティック・スカイバーなどの改装を終え、2023年12月4日にグランドオープンを迎えました。施設公式では、このリノベーションを経たウェスティンホテル東京を「都会のウェルネスホテル」として案内しており、ウェルビーイングを軸にした滞在体験の刷新が最大のテーマとなっています。

ホテルの全客室が刷新されたことで、宿泊体験の質は大きく向上しました。恵比寿という都心の立地でありながら、ウェルネスを意識した空間設計が施されており、ビジネス利用だけでなくリゾート感覚での滞在を楽しめる場所へと進化しています。センタープラザのリニューアルと合わせて考えると、施設全体が「上質な時間を過ごす場所」として再定義されたことがよくわかります。

BLUE NOTE PLACEの開業と歴史的建物の活用

BLUE NOTE PLACEの特徴(図解)

改装の流れの中で特に注目を集めたのが、2022年12月6日に開業した「BLUE NOTE PLACE(ブルーノート・プレイス)」です。これはブルーノート・ジャパンが手がける新業態のダイニングで、食と音楽を融合させた空間として誕生しました(ブルーノート・ジャパン公式発表 / prtimes.jp)。

特筆すべきは、この施設が旧「ビヤステーション恵比寿」の風格あるレンガの躯体を活かして作られた点です。恵比寿ガーデンプレイスはもともとサッポロビールの工場跡地を再開発した施設であり、その歴史的な建物の雰囲気を残しながら新しい文化発信の場を生み出すというアプローチは、多くの来場者から支持を得ています。歴史的な建物の躯体を活かしながら新業態を生み出すという手法は、単なる建て替えとは異なる、恵比寿ガーデンプレイスらしい改装の哲学を体現しています。

BLUE NOTE PLACEの開業は、センタープラザのグランドオープンから約1ヶ月後のことでした。この時期に集中して複数の新施設が誕生したことで、恵比寿ガーデンプレイス全体が一気に新しい顔を見せることになりました。音楽と食という組み合わせは、ライフクリエイターズというコンセプトとも深く共鳴するものです。

開業30周年を見据えた街全体の変化

恵比寿ガーデンプレイスの大型プロジェクト(図解)

恵比寿ガーデンプレイスの改装履歴を振り返ると、2002年に「グラススクエア」がオープンし、2022年に「センタープラザ」がグランドオープンするという、約20年ごとの大きな節目があることがわかります(恵比寿ガーデンプレイス公式発表 / prtimes.jp)。2023年には開業30周年を迎え、新ブランドコンセプト「はたらく、あそぶ、ひらめく。」も発表されました。

1994年の開業以来、周辺人口が約1.3倍に増加したという事実は、恵比寿ガーデンプレイスが単なる商業施設を超えて、地域の街づくりそのものに貢献してきたことを示しています。施設の改装が街の変化と連動しているという点は、不動産や都市開発の観点からも非常に興味深いといえます。

今回の一連のリニューアルは、商業・文化・ホテル・オフィスという複数の機能を持つ複合施設が、時代のニーズに合わせて自らを更新し続けることの重要性を示しています。「ライフクリエイターズ・リビング」というコンセプトのもと、訪れる人それぞれが自分らしい時間を過ごせる場所として、恵比寿ガーデンプレイスは新たなステージへと進みました。

まとめ

恵比寿ガーデンプレイスの改装は、2022年のセンタープラザ大規模リニューアルを中心に、YEBISU GARDEN CINEMAの再オープン、BLUE NOTE PLACEの開業、そして2023年のウェスティンホテル東京のリノベーション完了と、複数の施設が連動して進められました。約22,000㎡にわたるセンタープラザの刷新は、商業・文化・オフィスを一体化した「ライフクリエイターズ・リビング」というコンセプトのもと、施設の在り方そのものを再定義するものでした。

恵比寿ガーデンプレイスを訪れる際は、ぜひ改装後の新しい空間を体感してみてください。フーディーズガーデンのグルメ、YEBISU GARDEN CINEMAの映画体験、BLUE NOTE PLACEの音楽と食の融合など、それぞれの施設が持つ個性を楽しむことで、この場所の魅力をより深く感じられるはずです。

参考文献・出典

  • 恵比寿ガーデンプレイス「センタープラザ」2022年11月8日グランドオープン(PR TIMES)— https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000016744.html
  • 恵比寿ガーデンプレイス開業30周年・新ブランドコンセプト発表(PR TIMES)— https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000109.000016744.html
  • 恵比寿ガーデンプレイス センタープラザ(オフィス)CASBEE-ウェルネスオフィス評価認証取得(PR TIMES)— https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000116.000016744.html
  • ブルーノート・ジャパン「BLUE NOTE PLACE」2022年12月6日オープン(PR TIMES)— https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000050330.html
  • ウェスティンホテル東京 施設案内(恵比寿ガーデンプレイス公式)— https://gardenplace.jp/shop/detail/91
  • ブルーノート・プレイス 施設案内(恵比寿ガーデンプレイス公式)— https://gardenplace.jp/shop/detail/36
  • 時代とともに移り変わる恵比寿の街で、現代に求められるホスピタリティのありかたとは?(恵比寿ガーデンプレイス公式メディア)— https://yebistock.gardenplace.jp/though/thinkingcap_5-1/

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