COLUMNコラム

一棟アパートと一棟マンション、売却はどこが違うか|買い手の母数が別物になる

売出中の一棟アパート21,052件の価格中央値は5,500万円、一棟マンション11,898件は1億5,000万円。アパートは46.4%が5,000万円未満、マンションは21.6%が3億円以上で、買い手の母数が別物になります。構造・融資年数・積算の中身・値下げの起こり方まで、二つの違いを実データで並べ

オーナーチェンジはいくら安いのか|5,003棟で測った割引率と、その割引が戻る条件

同じマンションの中で比べると、入居中の1㎡成約単価は中央値で9.7%低く、5,003棟のうち71.8%で低い結果でした。割引の幅は築0〜9年の3.2%から築40年以上の15.6%まで築年数で5倍近く、エリア間では6.7倍変わります。入居中で買って空室で売った住戸の年率は5.55%で、空室→空室の3.

デッドクロスとは何か|手元のお金が減り始める時期を先に知る

減価償却費が減り、経費にならない元金返済が増えて入れ替わる。これがデッドクロスです。実データでは、入居中のまま売られる割合が築25〜29年の6.4%から築30〜34年で15.9%に跳ね上がります。同じ時期に家賃の下落と修繕積立金の値上げも重なります。確認すべき三つの資料を示します。

空室が埋まらないとき、貸し続けるか売るか|決まるまでの日数で考える

募集を始めてから決まるまでは中央値37日。ただし家賃を下げずに決まった部屋は29日、下げた部屋は64日かかって6.20%下がっていました。決まらない原因を三つに切り分け、家賃を下げる場合と空室のままにする場合を金額で比べます。売却に切り替える合図も三つに整理しました。

表面利回り7%でも、当社が買取を見送る物件の共通点

首都圏で売り出されている一棟のうち、表面利回り7%以上は35.3%。利回りは築年数に沿って並ぶ数字であり、それ自体は有利さの証拠になりません。レントロールと相場の乖離、リフォームの評価、積算と収益還元、駅の比較範囲、出口の流動性——見送りの理由5つを実務目線で書きます。

一棟の売り時をどう判断するか|相場の追い風と築年の目減りを差し引く

首都圏4都県の一棟アパートの相場利回りは2019年の8.93%から2025年は7.23%へ低下し、同じ賃料なら価格は2割強の上昇に相当します。一方で1981年以前の物件は3か月で値下げに至る割合が12.4%、下げ幅の中央値が9.1%。市況の追い風と築年の目減りを差し引きで見る方法を解説します。

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