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相模原市マンション売却相場2026年|3区の価格差と売り時の判断基準

この記事の結論

  • 相模原市の最新マンション成約平均価格は上昇中です。
  • 区によって価格差が大きく、南区・緑区は平米単価が高く、中央区の土地相場データはそれより低い水準となっています。
  • 橋本駅周辺は市内で最も価格が強く、今後も上昇傾向が続くと国交省の鑑定評価書に記されています。

相模原市のマンションを売ろうと考えたとき、「いったいいくらで売れるのか」が一番気になるところではないでしょうか。相続した実家を整理したい、住み替えのタイミングを見極めたい、離婚やローンの問題で早めに動きたい——そんな事情を抱えて調べている方も多いと思います。この記事では、最新の成約データをもとに、相模原市全体の相場から区別・駅別の価格差まで、できるだけ分かりやすく整理しました。「自分の物件はどのくらいの価格帯なのか」を判断するための材料として、ぜひ最後まで読んでみてください。

相模原市全体のマンション売却相場

相模原市全体のマンション売却相場のイメージ

まず押さえておきたいのは、相模原市全体の成約価格の水準です。不動産情報サービス「tochidai.info」のデータによると、近年に実際に売買されたマンションの成約価格は上昇傾向を示しています(出典:tochidai.info https://tochidai.info/mansion/kanagawa/sagamihara/)。

平米単価(1㎡あたりの価格)の水準を参考にすると、70㎡の物件に換算した場合の相場を把握することができます。間取り別に見ると、3LDKと4LDKでは部屋数が増えるほど価格帯が上がります。一方、ポータルサイトSUUMOの掲載価格ベースでは中央値2,580万円・専有面積64㎡・築年数31年という数字も出ていますが、これは成約価格ではなく掲載時の価格をもとにした参考値です(出典:SUUMO https://suumo.jp/baikyaku/kanagawa/sa_sagamihara/top/)。実際に手元に入る金額を知りたいときは、成約ベースのデータを参考にするのが正確です。

広域の動きも確認しておきましょう。東日本レインズが公表した最新データでは、神奈川県(横浜・川崎を除く「神奈川県他」エリア)の中古マンション成約平米単価は堅調な推移を示しており、相模原市も市場全体が上向きの中で着実に価格が上がっていることが分かります(出典:東日本レインズ https://www.reins.or.jp/pdf/trend/sf/sf_202601-03.pdf)。

ここまでのまとめ: 相模原市の成約相場は上昇傾向にあります。

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区によって価格は大きく違う

区によって価格は大きく違うのイメージ

相模原市は南区・緑区・中央区の3つの区に分かれており、区によって平米単価に大きな開きがあることが最大のポイントです。同じ相模原市内でも、どの区に物件があるかで売却価格が大きく変わります。

成約データによると、平米単価の順位は南区が最も高く、緑区がほぼ同水準で続きます。中央区はこれらより低い水準にとどまっており、区による価格差が顕著です(出典:tochidai.info https://tochidai.info/mansion/kanagawa/sagamihara/)。

南区の成約価格を詳しく見ると、70㎡換算で数千万円台、3LDK平均も同程度の水準に達しています(出典:tochidai.info https://tochidai.info/mansion/kanagawa/sagamihara-minami/)。一方、中央区は南区より低い水準です(出典:tochidai.info https://tochidai.info/mansion/kanagawa/sagamihara-chuo/)。

価格の上昇トレンドを3年間で見ると、LIFULLのデータでは緑区が+8.63%、南区が+7.16%、中央区が+2.77%という順になっています(出典:LIFULL HOME’S https://lifullhomes-index.jp/)。南区・緑区は神奈川県平均並みかそれ以上の伸びを示しており、資産価値の維持という観点でも比較的安定しています。

ここまでのまとめ: 南区・緑区は高い平米単価、中央区はそれより低い水準と、区によって価格水準が大きく異なります。

駅別に見る価格差と今後の見通し

区の次に価格を左右するのが、最寄り駅です。同じ区内でも、どの駅に近いかによって数百万円単位の差が生まれることがあります。

市内で最も価格が強いのは橋本駅です。LIFULLのデータによると、標準的な物件(築10年・70㎡)の価格は3,907万円で、直近3年間で+10.47%上昇しています(出典:LIFULL HOME’S https://lifullhomes-index.jp/info/areas/kanagawa-pref/00728-st/sale/mansion/chuko/)。橋本駅の価格が強い背景には、駅南口周辺の再開発への期待感があります。国土交通省の鑑定評価書には「橋本駅南口周辺の発展的期待感も踏まえ、今後も上昇傾向が予測される」と明記されており(出典:国土交通省 https://www.reinfolib.mlit.go.jp/landPrices_/realEstateAppraisalReport/2026/14/2026141510009.html)、橋本エリアは市内で最も売却に有利な条件が整っていると言えます。

淵野辺駅は標準物件で3,656万円、3年間で+5.68%と堅調です(出典:LIFULL HOME’S https://lifullhomes-index.jp/info/areas/kanagawa-pref/00725-st/sale/mansion/chuko/)。橋本駅には及ばないものの、市内の中間帯として安定した価格を維持しています。一方、相模原駅は3,258万円で3年間ほぼ横ばい(-0.03%)、小田急相模原駅は3,255万円で-2.73%とやや下落傾向にあります(出典:LIFULL HOME’S https://lifullhomes-index.jp/info/areas/kanagawa-pref/00727-st/sale/mansion/chuko/ および https://lifullhomes-index.jp/info/areas/kanagawa-pref/05012-st/sale/mansion/chuko/)。

駅ごとの価格差をまとめると、橋本駅(3,907万円)→淵野辺駅(3,656万円)→相模原駅(3,258万円)→小田急相模原駅(3,255万円)という順になります。これはあくまで築10年・70㎡という標準条件での比較ですが、最寄り駅の違いで600万円以上の価格差が生まれることは、売却を考える上で重要な視点です。

ここまでのまとめ: 橋本駅が市内最高値で3,907万円、相模原駅・小田急相模原駅は3,255〜3,258万円と、駅によって600万円超の差があります。

売却前に確認しておきたい費用と手取り額

売却価格が分かったら、次に気になるのは「実際に手元に残る金額」です。売却価格がそのまま手取りになるわけではなく、いくつかの費用が差し引かれます。

まず仲介手数料がかかります。これは不動産会社に支払う成功報酬で、国土交通省によると、宅地建物取引業法では媒介報酬は取引態様・価格帯等に応じて上限が定められています。一般的な売買では「売却価格×3%+6万円(税別)」は400万円超の物件の上限計算例で、常に一律の上限ではありません。たとえば2,581万円で売れた場合、仲介手数料の上限は約83万円(税別)になります。また、売買契約書に貼る印紙代も必要です。金額は売却価格によって異なりますが、数千円から数万円程度が一般的です。

さらに、購入時より高く売れた場合は「譲渡所得税」がかかります。これは売却益(売った価格から購入価格や諸費用を引いた金額)に対してかかる税金です。所有期間が5年を超えるかどうかで税率が変わり、5年超なら約20%、5年以下なら約39%と大きく異なります。ただし、マイホームを売る場合は3,000万円の特別控除など一定の優遇措置が設けられていることがあります。税金の計算は個人の状況によって大きく変わるため、詳しくは税理士や税務署に確認することをお勧めします。

売却にかかる期間についても把握しておきましょう。売り出しから成約まで、物件の状態や価格設定、市場環境によって異なる期間がかかります。急いで売りたい事情がある場合は、価格設定の戦略を不動産会社とよく相談することが大切です。

ここまでのまとめ: 手取り額は売却価格から仲介手数料・印紙代・譲渡所得税などを差し引いた金額になります。

査定価格と成約価格のズレに注意

最後に、多くの売主が見落としがちな点をお伝えします。それは、不動産会社が提示する「査定価格」と、実際に売れる「成約価格」は必ずしも一致しないということです。

査定価格は、不動産会社が「このくらいで売れるだろう」と見込んだ価格です。しかし実際には、買い手が見つかるまでの間に値下げが必要になるケースも少なくありません。ポータルサイトの掲載価格と成約価格にズレが生じるのも、この値下げ交渉が行われるためです。SUUMOの掲載価格ベースの相場と成約ベースの相場を区別して見ることが大切なのは、まさにこの理由からです。

また、査定価格が高い不動産会社が必ずしも良い会社とは限りません。高い査定価格を提示して媒介契約(売却の依頼契約)を取り、その後に値下げを勧めてくるケースもあります。複数の不動産会社に査定を依頼し、価格の根拠をきちんと説明してくれる会社を選ぶことが、納得のいく売却につながります。

物件の状態も成約価格に影響します。築年数が古い場合や、室内に目立つ傷みがある場合は、リフォームの必要性を買い手に指摘されることがあります。売却前に簡単なクリーニングや修繕を行うだけで、印象が大きく変わることもあります。ただし、大規模なリフォームは費用対効果を慎重に見極める必要があります。

ここまでのまとめ: 査定価格はあくまで目安で、成約価格は交渉次第で変わります。複数社への査定依頼が大切です。

まとめ

相模原市のマンション売却相場は上昇傾向にあります。ただし、区や駅によって価格差が大きく、南区・緑区は高い平米単価、中央区はそれより低い水準と約1.5倍の開きがあります。駅別では橋本駅が最も高く、再開発への期待感から今後も上昇が見込まれています。

売却を検討する際は、まず自分の物件がどの区・どの駅圏にあるかを確認し、成約ベースの相場データと照らし合わせることが第一歩です。そのうえで、仲介手数料や税金などの費用を差し引いた手取り額を試算し、売却のタイミングや価格設定を不動産会社と相談しましょう。市場が上向きの今は、売却を検討するには比較的良い環境と言えます。

ご自身の物件がいくらになるかは、実際の成約データをもとにした査定で確かめるのが最も確実な方法です。

参考文献・出典

  • SUUMO(リクルート)- 相模原市の不動産売却相場 — https://suumo.jp/baikyaku/kanagawa/sa_sagamihara/top/
  • tochidai.info – 相模原市のマンション売却価格相場(2026年) — https://tochidai.info/mansion/kanagawa/sagamihara/
  • tochidai.info – 相模原市南区のマンション売却価格相場(2026年) — https://tochidai.info/mansion/kanagawa/sagamihara-minami/
  • tochidai.info – 相模原市中央区のマンション売却価格相場(2026年) — https://tochidai.info/mansion/kanagawa/sagamihara-chuo/
  • LIFULL HOME’S – 相模原市緑区の住まいと暮らしやすさ — https://lifullhomes-index.jp/info/areas/kanagawa-pref/sagamihara_midori-city/
  • LIFULL HOME’S – 相模原市南区の住まいと暮らしやすさ — https://lifullhomes-index.jp/info/areas/kanagawa-pref/sagamihara_minami-city/
  • LIFULL HOME’S – 相模原市中央区の住まいと暮らしやすさ — https://lifullhomes-index.jp/info/areas/kanagawa-pref/sagamihara_chuo-city/
  • LIFULL HOME’S – 橋本駅の中古マンション価格相場 — https://lifullhomes-index.jp/info/areas/kanagawa-pref/00728-st/sale/mansion/chuko/
  • LIFULL HOME’S – 相模原駅の中古マンション価格相場 — https://lifullhomes-index.jp/info/areas/kanagawa-pref/00727-st/sale/mansion/chuko/
  • LIFULL HOME’S – 小田急相模原駅の中古マンション価格相場 — https://lifullhomes-index.jp/info/areas/kanagawa-pref/05012-st/sale/mansion/chuko/
  • LIFULL HOME’S – 淵野辺駅の中古マンション価格相場 — https://lifullhomes-index.jp/info/areas/kanagawa-pref/00725-st/sale/mansion/chuko/
  • 国土交通省 不動産ライブラリ – 鑑定評価書(相模原緑-9) — https://www.reinfolib.mlit.go.jp/landPrices_/realEstateAppraisalReport/2026/14/2026141510009.html
  • 東日本不動産流通機構(東日本レインズ)- Quarterly Market Watch Summary Report 2026.1-3 — https://www.reins.or.jp/pdf/trend/sf/sf_202601-03.pdf
  • 国土交通省 – 宅地建物取引業法に基づく媒介報酬の上限 — https://www.mlit.go.jp/common/001061857.pdf

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