新宿駅の家賃相場データ西口を長年にわたって象徴してきた小田急百貨店新宿店本館が閉店してから、すでに数年が経ちました。「あの場所は今どうなっているの?」「解体は終わったの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。2026年9月現在、跡地では日本でも有数の規模を誇る超高層ビルの建設が着々と進んでいます。この記事では、閉店の経緯から現在の工事状況、そして2029年度の完成後に新宿西口がどう変わるのかまで、最新情報をわかりやすくお伝えします。周辺の不動産相場への影響についても触れていますので、ぜひ最後までお読みください。
小田急百貨店新宿店本館はなぜ閉店したのか

小田急百貨店新宿店本館の最終営業日は、2022年10月2日でした(小田急電鉄公式発表)。半世紀以上にわたって新宿西口の顔として親しまれてきた百貨店が、なぜこのタイミングで幕を下ろすことになったのでしょうか。
背景にあるのは、新宿駅西口エリア全体を抜本的に作り直すという大規模な再開発計画です。小田急電鉄・東京メトロ・東急不動産の3社が事業主体となり、旧本館の建物を取り壊して全く新しい超高層ビルを建設するプロジェクトが動き出しました。つまり、百貨店の閉店は単なる業績不振ではなく、街の将来像を見据えた計画的な決断だったといえます。
閉店後も「小田急百貨店新宿店」という名称は存続しています。現在は本館に隣接する「新宿西口ハルク」の百貨店フロアを食品・化粧品・ラグジュアリーブランドを中心に再編し、営業を継続しています(小田急電鉄 株主・投資家情報)。本館がなくなっても、新宿西口でのショッピングの場は守られているわけです。
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跡地の現在——解体は終わったのか

2026年9月時点で、旧小田急百貨店新宿店本館の跡地では工事が継続中です。解体が完全に終わったわけではなく、地下部分等の解体工事と新築工事が並行して進んでいる状況です(小田急電鉄 株主・投資家情報)。
工事の流れを時系列で整理すると、まず2022年10月から既存建物の解体工事に着手しました(東急不動産 大規模プロジェクト情報)。その後、2024年3月25日には新築工事へと着手しています。地上の建物を壊しながら、同時に新しい建物の基礎工事を進めるという、大規模プロジェクトならではの複合的な工程が組まれています。
現地を訪れると、工事フェンスに囲まれた広大な敷地と、そびえ立つクレーンが目に入ります。また、開発の進捗を伝える情報発信拠点「Shinjuku Future Gallery」が新宿駅前にオープンしました(小田急電鉄 プレスリリース)。この施設では再開発の完成イメージや工事の進捗を確認できるため、興味のある方はぜひ立ち寄ってみてください。
2029年度に完成する超高層ビルの全貌
新宿駅西口地区開発計画の目玉は、地下5階・地上48階建て、最高高さ260mという圧倒的なスケールの超高層ビルです(新宿駅直近地区工事情報ポータル)。2029年度の完成を目指して工事が進んでいます。
事業主体は小田急電鉄・東京メトロ・東急不動産の3社です。それぞれが持つ鉄道・地下鉄・不動産開発のノウハウを結集した、まさに官民一体型の大型プロジェクトといえます。新宿駅という日本最大級のターミナル駅に直結する立地を最大限に活かした開発が計画されています。
また、旧小田急百貨店に接続していた歩行者デッキも、2階レベルで再整備される予定です。これにより、雨の日でも濡れずに周辺施設へ移動できる快適な歩行者ネットワークが形成されることになります。新宿駅西口の回遊性が大きく向上し、街全体の使い勝手が改善されることが期待されています。
なお、2026年9月時点で公表されている情報は上記の通りですが、建物の正式名称や詳細なテナント構成、2029年度以降の段階的な供用スケジュールについては、まだ公表されていない部分もあります。最新情報は小田急電鉄の公式サイトや「Shinjuku Future Gallery」でご確認ください。
再開発が新宿西口エリアの不動産相場に与える影響
大規模な再開発プロジェクトは、周辺エリアの不動産相場に少なからず影響を与えます。新宿駅西口地区開発計画のような超大型案件ともなれば、その影響は特に注目されます。
一般的に、大規模再開発が進むエリアでは、完成前から「期待値」として不動産価格が上昇する傾向があるとされています。新宿駅西口エリアはもともと交通利便性が極めて高い場所ですが、高さ260mの超高層ビル完成後は、オフィス・商業・居住機能が一体化した新たな拠点として、エリア全体の価値がさらに高まると考えられています。
ただし、不動産相場への影響は物件の種類や立地条件によって大きく異なります。駅直結エリアの商業・オフィス物件と、徒歩10分以上離れた住宅物件では、受ける恩恵の度合いが全く違います。また、工事期間中は騒音や振動、交通規制などの影響を受ける物件もあるため、投資や購入を検討する際は現地の状況を慎重に確認することが大切です。
さらに、再開発完成後に新宿西口エリアへの人流が増加すれば、周辺の賃貸需要も高まる可能性があります。新宿駅周辺の賃貸物件を検討している方にとって、この再開発の動向は長期的な視点で注目しておく価値があります。ただし、将来の相場予測は不確実な要素も多いため、専門家への相談や最新の市場データの確認を忘れずに行ってください。
まとめ
小田急百貨店新宿店本館は2022年10月2日に閉店し、現在の跡地では「新宿駅西口地区開発計画」として高さ260mの超高層ビル建設が進んでいます。小田急電鉄・東京メトロ・東急不動産の3社が手がけるこのプロジェクトは、2029年度の完成を目指しており、2026年9月時点でも新築工事と地下部分の解体工事が継続中です。
再開発の完成後、新宿駅西口エリアは交通・商業・オフィス機能が一体化した新たな都市拠点へと生まれ変わります。周辺の不動産相場への影響も今後ますます注目されるでしょう。最新の工事状況や計画の詳細は、新宿駅前にオープンした「Shinjuku Future Gallery」や小田急電鉄の公式サイトで随時確認できます。新宿西口の大変革を、ぜひ継続的にウォッチしてみてください。
参考文献・出典
- 小田急電鉄 株主・投資家情報(事業概要) — https://www.odakyu.jp/ir/overview/
- 新宿駅直近地区工事情報ポータル(東京都) — https://www.shinjuku-kojiinfo.metro.tokyo.lg.jp/author/author21232/inprogress_01.html
- 東急不動産 大規模プロジェクト「新宿駅西口地区開発計画」 — https://www.tokyu-land.co.jp/mxd/shinjukunishiguchi/
- 小田急電鉄 プレスリリース(小田急百貨店新宿店本館 最終営業日決定) — https://www.odakyu.jp/news/o5oaa10000023cii-att/o5oaa10000023cip.pdf
- 小田急電鉄 プレスリリース(Shinjuku Future Gallery 開設) — https://www.odakyu.jp/news/ho5toc0000008zde-att/ho5toc0000008zdl.pdf
- 小田急グループ ブランドサイト(新宿駅西口エリアの検討) — https://www.odakyu.jp/group/brand/article/interview-014/