[KETSUCON]
- ONOKOROは近年の閉園予定となっています。理由は施設の老朽化と収支改善の見込みがないことです。
- 複数年にわたって相応の修繕費を投じたが老朽化の限界に達し、賃料減免なしでは収支が成り立たない状態でした。
- 閉園後の跡地については、兵庫県がサウンディング型市場調査を実施中で、最終方針は2026年10月時点で未確定です。
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淡路島のテーマパーク「淡路ワールドパークONOKORO」が閉園すると聞いて、驚いた方も多いのではないでしょうか。「なぜ突然?」「老朽化って具体的にどういうこと?」「跡地はどうなるの?」といった疑問が次々と浮かんでくるはずです。この記事では、ONOKOROの閉園日・閉園理由・跡地の現状について、公式発表や行政資料をもとに整理してお伝えします。感情的な憶測ではなく、確認できる事実に基づいて解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
ONOKOROの閉園はいつ?公式発表の内容

まず押さえておきたいのは、閉園日と発表の経緯です。ONOKOROの公式サイトには、近年をもちまして閉園することとなったと明記されています(淡路ワールドパークONOKORO公式サイト)。長年にわたって淡路島の観光を支えてきたテーマパークが、幕を閉じることになりました。
公式発表の文面では、閉園の理由として「諸般の事情により」という表現が使われています。この言葉だけでは具体的な背景が見えにくいため、多くの方が「本当の理由は何なのか」と疑問を持つのは自然なことです。ただし、兵庫県知事の記者会見(2026年9月9日)では「施設の老朽化などを踏まえた形で」と、より踏み込んだ説明がなされています(兵庫県公式サイト)。つまり、公式が「諸般の事情」とぼかしている部分の核心は、施設の老朽化にあると考えてよいでしょう。
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なぜ閉園するのか?老朽化と収支の二重苦

閉園の最大の理由は、老朽化した施設の維持にかかるコストが、事業収益で回収できない状態に陥ったことです。MBSの報道によると、複数年にわたって相応の修繕費を投じてきたにもかかわらず、老朽化の限界に達したとされています(MBSニュース、2026年9月22日)。これは継続的に修繕に充て続けてきたことを意味しており、いかに維持管理の負担が重かったかがわかります。
さらに深刻だったのは、修繕を続けても収支が改善しない構造的な問題です。淡路市議会の附帯決議(議案第55号)には、「施設の老朽化による今後の維持管理費や投資によっても回収の見込みがないとの判断などで事業を廃止する結論に至った」と明記されています(淡路市公式資料)。つまり、お金をかけ続けても黒字化の見通しが立たないという判断が、閉園の決め手となりました。
同じ資料では、民間の指定管理者が運営しても、賃料減免なしには収支が成り立たないという厳しい実態も示されています。これは、施設の規模や立地条件を考えると、どんな事業者が運営しても採算を取ることが難しい状況だったことを示唆しています。老朽化という物理的な問題と、収益構造という経営的な問題が重なり合った結果として、閉園という判断に至ったと理解できます。
老朽化はなぜここまで進んだのか

テーマパークの老朽化は、ONOKOROに限った話ではありません。一般的に、屋外型のアトラクション施設は風雨や紫外線にさらされ続けるため、建物や設備の劣化が進みやすいとされています。特に海に近い淡路島の立地では、潮風による腐食も加速要因になり得ます。
ONOKOROは世界各国のミニチュアをテーマにした施設で、多数の展示物や屋外構造物を抱えていました。こうした施設では、個々の展示物の修繕だけでなく、電気・水道・排水といったインフラ設備の更新も必要になります。複数年にわたって相応の修繕費が投じられたという事実は、そうした複合的なコストが積み重なった結果です(MBSニュース)。そして、修繕を繰り返しても根本的な老朽化には限界があり、ある時点で「修繕より閉園」という判断が合理的になるのは、施設運営の現実として理解できます。
また、テーマパーク業界全体として、コロナ禍以降の集客環境の変化や、エンターテインメントの多様化による競争激化も、経営を取り巻く環境を厳しくしてきた背景として一般的に指摘されています。ただし、ONOKOROの経営数値の詳細な内訳については、2026年10月時点で公式には開示されていません。
跡地は今どうなっているのか
閉園後の土地と施設がどうなるかは、多くの方が気になるところです。2026年10月時点で確認できる情報によると、兵庫県は閉園後の跡地利活用について、民間事業者との対話を通じた「サウンディング型市場調査」を実施しています(兵庫県公式サイト)。サウンディング型市場調査とは、行政が民間事業者に対して非公式に意見や提案を聞く手法で、再開発の方向性を探る初期段階として広く活用されています。
重要なのは、閉園後の具体的な売却・再開発・継続運営の最終方針は、2026年10月時点でまだ確定していないという点です。サウンディング調査はあくまで市場の反応を探る段階であり、「何ができる」「いつ完成する」といった具体的な計画は現時点では公表されていません。跡地の行方については、今後の兵庫県や淡路市からの公式発表を待つ必要があります。
淡路島は近年、観光地としての注目度が高まっており、大型リゾート施設や農業体験施設など、さまざまな開発が進んでいます。ONOKOROの広大な敷地がどのように活用されるかは、地域の観光産業や不動産市場にも影響を与える可能性があります。ただし、現時点では推測の域を出ないため、公式発表を注視することが大切です。
閉園前に知っておきたいこと

ONOKOROは営業を続けています。最後に訪れたいと考えている方は、公式サイトで最新の営業情報を確認することをおすすめします。また、前売り券の払い戻し条件や対象券種の詳細については、2026年10月時点でこの記事では十分な情報を確認できていないため、直接ONOKOROの公式サイトまたは窓口にお問い合わせください。
閉園が近づくにつれて、混雑が予想される週末や連休もあるかもしれません。思い出の場所を最後に訪れるなら、早めの計画を立てることが賢明です。また、閉園後の跡地情報については、兵庫県や淡路市の公式サイトで随時更新される可能性があるため、定期的にチェックしておくとよいでしょう。
まとめ
ONOKOROが閉園する理由は、一言でいえば「老朽化した施設の維持コストが、事業収益で賄えない状態になったこと」です。複数年にわたって相応の修繕費を投じながらも老朽化の限界に達し、民間運営でも賃料減免なしには収支が成り立たないという構造的な問題が重なりました。跡地については、兵庫県がサウンディング型市場調査を進めていますが、具体的な再開発計画は2026年10月時点で未確定です。閉園を惜しむ声は多いですが、今後の跡地活用が淡路島の新たな魅力につながることを期待しながら、最新情報を見守っていきましょう。
参考文献・出典
- 淡路ワールドパークONOKORO 公式サイト「閉園のお知らせ」 — https://www.onokoro.jp/news/archives/11473
- MBSニュース「複数年で相応の修繕費をかけ修繕も…迎えた老朽化の限界」(2026年9月22日) — https://www.mbs.jp/news/feature/kansai/article/2026/09/107972.shtml
- 兵庫県 知事記者会見(2026年9月9日) — https://web.pref.hyogo.lg.jp/governor/g_kaiken20260909.html
- 淡路市 議案第55号 附帯決議「淡路市淡路ワールドパークONOKOROの設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定の件」 — https://www.city.awaji.lg.jp/uploaded/attachment/46287.pdf
- 兵庫県「淡路ワールドパークONOKOROに関するサウンディング型市場調査の実施」 — https://web.pref.hyogo.lg.jp/kc01/press/20260808.html