この記事の結論
- 二子玉川の再開発(二子玉川ライズ)は2015年7月17日に全施設が開業し、事業は完了しています。
- 再開発は第1期(2011年竣工)と第2期(2015年竣工)の2段階で進められました。
- 世田谷区の資料では、東側エリアの市街地再開発事業等は平成27〜28年に完了と記録されています。
「二子玉川の再開発はいつ終わったの?」「まだ工事は続いているの?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。二子玉川は東京・世田谷区を代表するエリアとして、長年にわたる大規模な再開発が行われてきました。この記事では、再開発の経緯・完了時期・現在の状況を時系列で整理し、さらに不動産価値への影響についても分かりやすく解説します。再開発の全体像を把握することで、二子玉川エリアへの移住や投資を検討する際の判断材料にしていただけます。
二子玉川再開発の背景と経緯

二子玉川エリアの再開発が始まった背景には、老朽化した市街地の整備と、多摩川沿いの魅力的な立地を活かした都市機能の向上という目的がありました。東急電鉄が主体となり、世田谷区と連携しながら長期的な計画が進められてきたのです。
再開発の対象となったのは、主に二子玉川駅の中古マンション相場データの東側エリアです。かつてこの地域には古い商業施設や住宅が混在しており、都市としての機能が十分に発揮されていない状況でした。そこで「二子玉川東地区」と「二子玉川東第二地区」という2つの市街地再開発事業が計画され、段階的に整備が進められることになりました。
再開発の核となったのが「二子玉川ライズ」という複合開発プロジェクトです。商業施設・オフィス・ホテル・住宅など多様な機能を一体的に整備するこの計画は、地域の顔を大きく変えるものとして注目を集めました。事業は第1期と第2期に分かれており、それぞれ異なるタイミングで竣工・開業を迎えています。
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第1期・第2期の開業時期と完了年

まず押さえておきたいのは、二子玉川ライズの開発が2段階で行われたという点です。第1期と第2期では竣工時期が異なるため、「いつ完了したか」という問いへの答えも、どの段階を指すかによって変わってきます。
二子玉川ライズの公式サイトによると、第1期は2011年に竣工しています(sc.rise.sc)。この段階では商業施設や住宅棟などが先行して整備され、エリアの変化が目に見える形で始まりました。多くの来街者がこの時期から二子玉川の新しい姿を体感し始めたといえます。
続く第2期については、東急株式会社が2013年に「2015年春の開業に向けてオフィス・シネマコンプレックス・フィットネスクラブ・ホテル・スタジオホール・商業施設の開発を進めている」と公表しています(東急株式会社ニュースリリース)。この発表どおり、2015年4月24日に「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」の第1弾が開業し、同年5月3日には第2弾も開業しました(東急株式会社ニュースリリース)。そして2015年7月17日に「二子玉川エクセルホテル東急」が開業し、二子玉川ライズの全施設が開業完了となりました(東急株式会社ニュースリリース)。
二子玉川ライズの公式サイトでは、II-a街区が2015年竣工と記録されており(sc.rise.sc)、第2期の市街地再開発事業が2015年に竣工したことが確認できます。つまり、二子玉川ライズとしての開発は2015年をもって一区切りを迎えたといえます。
世田谷区の公式記録が示す完了時期
行政側の記録としては、世田谷区の資料に明確な記述があります。世田谷区の都市再生整備計画関連資料では、「平成27年:二子玉川駅東側エリアにおける市街地再開発事業等が完了」と記されています(世田谷区)。平成27年は西暦2015年にあたり、東急の発表と時期が一致しています。
一方、世田谷区の別の資料「玉川地域 地域整備方針」では、「二子玉川東地区再開発(平成28年12月事業完了)」と明記されています(世田谷区)。平成28年は西暦2016年にあたります。この2つの記録の間に若干の差があるのは、「二子玉川東地区」と「二子玉川東第二地区」という2つの再開発事業の完了時期が異なることや、施設の開業と行政上の事業完了手続きのタイミングが必ずしも一致しないことが理由として考えられます。
重要なのは、いずれの資料も2015〜2016年の間に事業が完了したことを示している点です。現在(2026年10月時点)においては、二子玉川ライズを中心とした大規模再開発はすでに完了した事業であり、現在進行中の工事ではありません。「まだ再開発中なのか」と心配している方は、その点をまず安心していただけます。
再開発完了後の二子玉川エリアの現在
再開発が完了した現在、二子玉川はどのようなエリアになっているのでしょうか。二子玉川ライズには商業施設・オフィスビル・シネマコンプレックス・ホテル・フィットネスクラブ・スタジオホールなど多彩な施設が集積しており、多摩川沿いの自然環境とも調和した都市空間が形成されています。
住環境の面でも、再開発によって街の利便性は大きく向上しました。駅周辺の整備が進んだことで歩行者の動線が改善され、商業・業務・居住機能がコンパクトにまとまった使いやすい街になっています。世田谷区内でも特に人気の高い居住エリアとして、多くの人に選ばれています。
ただし、2026年10月時点で世田谷区や東急から公表されている新たな大規模再開発計画については、今回のリサーチ結果には含まれていません。エリアの将来的な開発動向については、世田谷区や東急の公式サイトで最新情報をご確認いただくことをおすすめします。
再開発が不動産価値に与えた影響
再開発と不動産価値の関係は、二子玉川の事例からも学べる点が多くあります。一般的に、大規模な再開発が完了したエリアでは、利便性の向上・街のブランド力の上昇・人口流入などを背景に、不動産価格が上昇する傾向があるとされています。
二子玉川の場合、再開発によって商業・業務機能が大幅に強化されたことで、エリアとしての魅力が高まりました。渋谷や自由が丘へのアクセスの良さと、多摩川沿いの豊かな自然環境という二子玉川固有の強みが、再開発によってさらに引き立てられた形です。再開発完了後も人気が持続しているエリアは、長期的な資産価値の安定性が期待しやすいという点で、不動産投資の観点からも注目されています。
一方で、再開発完了後のエリアへの投資は、開発前・開発中と比べて価格がすでに上昇している場合が多い点にも注意が必要です。購入を検討する際は、現在の価格水準が自分の投資目的に合っているかを慎重に判断することが大切です。また、将来的な人口動態や交通インフラの変化なども、長期的な資産価値に影響を与える要素として考慮しておくとよいでしょう。
まとめ
二子玉川の再開発(二子玉川ライズ)は、第1期が2011年、第2期が2015年に竣工し、2015年7月17日に全施設が開業して完了しています。世田谷区の公式資料でも、平成27〜28年(2015〜2016年)に市街地再開発事業が完了したことが記録されています。「いつ終わるの?」という疑問への答えは、すでに10年以上前に完了済みということです。
現在の二子玉川は、商業・業務・居住機能が充実した成熟したエリアとして多くの人に支持されています。移住や不動産投資を検討している方は、完成した街としての現在の魅力をしっかり評価したうえで判断されることをおすすめします。今後の新たな開発計画については、世田谷区や東急の公式サイトで最新情報をご確認ください。
参考文献・出典
- 世田谷区 都市再生整備計画(第1回変更) — https://www.city.setagaya.lg.jp/documents/4091/toshisaiseiseibikeikaku_henkou.pdf
- 世田谷区 玉川地域 地域整備方針「アクションエリアの方針」に係る区の取組み状況 — https://www.city.setagaya.lg.jp/documents/3685/03_tamagawa_torikumi.pdf
- 東急株式会社 「二子玉川再開発事業(第2期)」のお知らせ(2013年5月17日) — https://www.tokyu.co.jp/company/news/detail/1177.html
- 東急株式会社 「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」開業日決定!(2015年3月4日) — https://www.tokyu.co.jp/company/news/detail/2216.html
- 東急株式会社 「二子玉川エクセルホテル東急」が開業(2015年7月17日) — https://www.tokyu.co.jp/company/news/detail/2288.html
- 二子玉川ライズ公式サイト「二子玉川ライズとは(計画)」 — https://sc.rise.sc/whatsrise/plan/
- 二子玉川ライズ公式サイト「二子玉川ライズとは(歴史)」 — https://sc.rise.sc/whatsrise/history/