住宅ローン・金利

横浜銀行の繰上返済手数料、ネットなら無料になる3つの条件

この記事の結論

  • 横浜銀行の繰上返済手数料は、インターネットバンキング利用で一律無料(保証会社手数料も含む)です。
  • 窓口(店頭)での手続きは全額・一部ともに44,000円(税込)の手数料がかかります。
  • 抵当権抹消書類が必要な全額繰上返済など一部のケースは、ネット手続きの対象外となります。

住宅ローンの繰上返済を検討しているとき、「手数料はいくらかかるのか」「ネットで手続きできるのか」という疑問を持つ方は多いでしょう。横浜銀行の繰上返済は、手続き方法によって費用が大きく変わるため、事前に仕組みを理解しておくことが大切です。この記事では、横浜銀行の繰上返済手数料の金額や手続き方法、注意すべき例外ケース、さらに他行との比較まで、公式情報をもとに分かりやすく解説します。

インターネットバンキングなら手数料は完全無料

インターネットバンキングなら手数料は完全無料のイメージ

横浜銀行の繰上返済において、インターネットバンキングを使えば手数料は一律無料です。これは全額繰上返済・一部繰上返済のどちらにも適用され、保証会社事務取扱手数料も含めて一切かかりません(横浜銀行 公式サイト:https://www.boy.co.jp/kojin/jutaku-loan/common/ib/index.html)。

インターネットバンキングの受付は365日対応しており、原則24時間利用できます。ただし、1月1日から3日は除かれますので、年末年始の手続きを予定している場合は注意が必要です。手数料ゼロで繰上返済できるこの仕組みは、早期完済を目指す方にとって非常に大きなメリットといえます。

一部繰上返済の金額には下限も単位の制限もなく、少額からでも自由に設定できます(横浜銀行 公式サイト:https://www.boy.co.jp/kojin/jutaku-loan/kariire/kuriage/index.html)。たとえば、ボーナスや臨時収入が入ったタイミングで、その金額をそのまま繰上返済に充てることができます。金額の自由度が高い点は、資金計画を柔軟に組み立てたい方にとって使い勝手のよい特徴です。

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窓口(店頭)での手続きは44,000円の手数料が必要

窓口(店頭)での手続きは44,000円の手数料が必要のイメージ

一方、店頭窓口で繰上返済の手続きをおこなう場合は、全額・一部ともに44,000円(税込)の手数料が発生します。インターネットバンキングとの差額は44,000円にのぼるため、手続き方法の選択が実質的な節約額を左右します

店頭での手続きには、申込のタイミングにも注意が必要です。原則として返済日の1週間前までに申し込む必要があります。さらに、全額繰上返済の当日に抵当権抹消書類一式を受け取りたい場合は、2週間前までの申込が求められます(横浜銀行 公式サイト:https://www.boy.co.jp/kojin/jutaku-loan/kariire/kuriage/index.html)。手続きを急いでいる場合は、余裕を持ったスケジュールで動くことが重要です。

また、返済資金と手数料は、返済日(一部繰上返済の場合は約定返済日)の前日までに返済指定口座へ入金しておく必要があります。入金が間に合わなかった場合は手続きが完了しないため、資金の準備は早めに進めておきましょう。

ネット手続きができない例外ケースを把握しておく

インターネットバンキングで繰上返済できる便利さがある一方で、一部のケースではネット手続きが利用できず、窓口対応が必要になります。この点を事前に知っておかないと、手続きが想定外に複雑になることがあります。

まず、担保不動産の売却や他行への借り換えにともなって抵当権抹消書類が必要となる全額繰上返済は、インターネットでの手続き対象外です。また、融資手数料型で借入後1年未満に全額繰上返済をおこなう場合も、窓口での手続きが必要になります(横浜銀行 公式サイト:https://www.boy.co.jp/kojin/jutaku-loan/kariire/kuriage/index.html)。

さらに、フラット35を含む住宅金融支援機構のお借り入れは、インターネットバンキングの繰上返済サービスの対象外となっています(横浜銀行 公式サイト:https://www.boy.co.jp/kojin/jutaku-loan/common/ib/index.html)。フラット35を利用している場合は、別途手続き方法を確認する必要があります。なお、横浜銀行のフラット35については、全額・一部ともに繰上返済手数料は不要で、一部繰上返済は通常100万円以上が条件ですが、住・My Note利用時は10万円以上から可能です(横浜銀行 公式サイト:https://www.boy.co.jp/kojin/jutaku-loan/common/flat35/setsumeisyo.html)。

一部繰上返済では、期間短縮方式と期間据置方式のどちらかを選ぶことができます。ただし、インターネットバンキングでは、同じ約定返済日に金利種類の変更と繰上返済を同時に申し込むことはできません。複数の手続きを同日に進めたい場合は、窓口に相談するのが確実です。

融資手数料型を選んだ場合の注意点

横浜銀行の住宅ローンには、標準型と融資手数料型の2種類があります。融資手数料型では、借入時に借入金額の2.20%(税込)の住宅ローン事務取扱手数料がかかります(横浜銀行 公式サイト:https://www.boy.co.jp/kojin/jutaku-loan/common/gaiyo_hendo.html)。この手数料は、繰上返済をおこなっても返戻されません。

つまり、融資手数料型で早期完済を目指す場合、借入時に支払った手数料は戻ってこないという点を理解したうえで計画を立てる必要があります。一方、標準型は不動産担保取扱手数料33,000円と住宅ローン事務取扱手数料22,000円の定額負担となるため、繰上返済を積極的に活用したい方には標準型が向いているといえます。横浜銀行自身も、標準型を「繰り上げ返済で早く返済したい方におすすめ」と案内しています(横浜銀行 公式サイト:https://www.boy.co.jp/kojin/jutaku-loan/shinchiku/index.html)。

どちらのプランが有利かは、借入金額や返済期間、繰上返済の頻度によって異なります。手数料の総額を比較したうえで、自分の返済計画に合ったプランを選ぶことが大切です。

他行との繰上返済手数料を比較する

横浜銀行の繰上返済手数料の水準を理解するために、主要な他行と比較してみましょう。各行の公式情報をもとにまとめると、次のような状況です。

みずほ銀行は、インターネットバンキングでの繰上返済が無料、店舗では33,000円です。ただし、全額繰上完済は店舗のみの対応となっています(みずほ銀行 公式サイト:https://www.mizuhobank.co.jp/loan_housing/lineup/housingloan_lineup/index.html)。三井住友銀行は、SMBCダイレクトでの全額・一部繰上返済がともに無料で、窓口では全額33,000円・一部16,500円となっています(三井住友銀行 公式サイト:https://www.smbc.co.jp/kojin/jutaku_loan/sudeni/kuriage/)。

三菱UFJ銀行は、一部繰上返済がネット無料・店頭16,500円、期限前完済はネット16,500円・店頭33,000円です(三菱UFJ銀行 公式サイト:https://www.bk.mufg.jp/tesuuryou/jutaku.html)。PayPay銀行は、Web受付の一部繰上返済が無料ですが、電話受付は5,500円かかり、全額繰上返済は電話のみで33,000円となっています(PayPay銀行 公式サイト:https://www.paypay-bank.co.jp/mortgage/fee/index.html)。SBI新生銀行は一部繰上返済が無料、全額繰上返済も原則0円ですが、安心パックWで借入日から5年以内に完済した場合は165,000円の手数料が発生します(SBI新生銀行 公式サイト:https://www.sbishinseibank.co.jp/retail/housing/fee/)。

これらを踏まえると、横浜銀行のインターネットバンキングでの繰上返済手数料は他行と比べても遜色のない水準といえます。ただし、窓口手続きの44,000円は他行の店頭手数料と比べてやや高めの設定です。手続き方法の選択が、長期的なコストに影響することを念頭に置いておきましょう。

まとめ

横浜銀行の繰上返済手数料は、インターネットバンキングを利用すれば一律無料です。一方、窓口での手続きは44,000円(税込)かかるため、特別な事情がない限りはインターネットバンキングの活用が費用面で有利です。ただし、抵当権抹消書類が必要なケースや融資手数料型で借入後1年未満の全額繰上返済など、ネット手続きができない例外もあるため、事前に自分の状況を確認しておくことが大切です。

また、融資手数料型を選んでいる場合は、借入時に支払った手数料が繰上返済しても戻らない点も忘れずに把握しておきましょう。繰上返済を積極的に活用したい方は、標準型のプランを選ぶことも一つの選択肢です。最新の手数料や手続き条件は変更される可能性があるため、必ず横浜銀行の公式サイトまたは窓口でご確認ください。

参考文献・出典

  • 横浜銀行 – 繰り上げ返済|横浜銀行で住宅ローンをご利用中のお客さま https://www.boy.co.jp/kojin/jutaku-loan/kariire/kuriage/index.html
  • 横浜銀行 – インターネットバンキングでの便利なお手続き|住宅ローン https://www.boy.co.jp/kojin/jutaku-loan/common/ib/index.html
  • 横浜銀行 – 商品概要説明書(住宅ローン 変動金利型) https://www.boy.co.jp/kojin/jutaku-loan/common/gaiyo_hendo.html
  • 横浜銀行 – 商品概要説明書(住宅ローン(フラット35)) https://www.boy.co.jp/kojin/jutaku-loan/common/flat35/setsumeisyo.html
  • 横浜銀行 – 住宅ローン(新築・購入) https://www.boy.co.jp/kojin/jutaku-loan/shinchiku/index.html
  • みずほ銀行 – みずほ住宅ローン商品概要 https://www.mizuhobank.co.jp/loan_housing/lineup/housingloan_lineup/index.html
  • 三井住友銀行 – 住宅ローン 繰上返済 https://www.smbc.co.jp/kojin/jutaku_loan/sudeni/kuriage/
  • 三菱UFJ銀行 – 借入後に必要な住宅ローン手数料 https://www.bk.mufg.jp/tesuuryou/jutaku.html
  • PayPay銀行 – 手数料 – 住宅ローン https://www.paypay-bank.co.jp/mortgage/fee/index.html
  • SBI新生銀行 – 住宅ローンの手数料・諸費用 https://www.sbishinseibank.co.jp/retail/housing/fee/
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